人はAIにデータを“食わせる”ための“エサ”になってしまうのか?

「マス・カスタマイゼーション」の時代

特定の強いリーダーシップ像を前提とし、インターネットがなかった時代においては、中々自分のアイディアや考えの物語=ストーリーを共感/共有するチャンスは少なかったかもしれません。

しかし、現代では、「マス・カスタマイゼーション」(作り手と使い手が一緒につくっていく=共創)などの流れと、ソーシャルメディアなどの共感や共有するためのプラットフォームが醸成しつつあるかと思います。

このプラットフォーム自体は、最近様々なものが増えてきていますと思います。

ただ、もう少しそのストーリー性や手法の理解を深めるための教育やフレームワークが必要だと感じてます。

では、具体的にどのように「ストーリー性」を高めればいいのでしょうか?

次回は、そのあたりを深堀していきたいと思います!

【おまけ】

「AIにもストーリーつくれるんじゃないの??」

そう思われてる方もいるかもしれません。

これについては、「無限の猿定理」という有名な定理があって、


“1 匹の猿がタイプライターを適当に打ち続けると、4.2 × 10 の28 乗
年かければシェイクスピアの作品が書ける”

というものです。

自然言語を扱う文章表現による小説に関して、人間の想像力の無限の可能性を示唆していると言えるでしょうと思うのですが、読者の皆さんはどうお考えでしょうか。

はたして、AI に、小説が書ける日はくるのでしょうか…?

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中原大介
中原大介

帝京平成大学人文社会学部専任講師、慶應義塾大学 SFC研究所上席所員、東京工科大学メディア学部兼任講師。専門は、インタラクションデザイン、デジタル教育、SFプロトタイピング。最先端のAIテクノロジーの社会実装、産学官民共創による教育エコシステムの研究に取り組んでいる。近著『一般教養としてのプログラミング』(SBクリエイティブ、2023年)。

中原大介

帝京平成大学人文社会学部専任講師、慶應義塾大学 SFC研究所上席所員、東京工科大学メディア学部兼任講師。専門は、インタラクションデザイン、デジタル教育、SFプロトタイピング。最先端のAIテクノロジーの社会実装、産学官民共創による教育エコシステムの研究に取り組んでいる。近著『一般教養としてのプログラミング』(SBクリエイティブ、2023年)。

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