シェイクを看板商品に 社名入りの新名称で認知拡大、ドミノ・ピザ ジャパン

実データ グラフィック 夏限定シェイクバナー

5年で600万杯を販売した「夏限定シェイク」

一方で、ドミノ・ピザで本格的なシェイクを提供していることを知らない人もまだまだ多いという。3月にテレビ番組で紹介された際に注文が増えたことで、認知拡大の余地があることに気づいた。そこで、認知度を高めるために「ドミノシェイク」だけを取り扱うシェイク専門店「Domino’s Shake Stand OMOTESANDO」を7月16日から7月21日までの6日間限定でオープン。場所は表参道で、20代~50代の幅広い層が来店した。

ブランド&プロモーション部 ブランドマネージャーの滝田菜々子氏は「女性のお客さまが幾らか多い結果だったが、その差はわずかで、男性人気も伺える機会となった」と話した。

シェイクスタンドでは、既存の人気シェイク14種に加え、「夏限定シェイク」の3種類を先行販売したほか、シェイクスタンド限定の「表参道シェイク」として「クリーミー抹茶」「フレッシュピーチ」「サマーレモン」「濃厚エスプレッソ」の4種も用意し、計21種類のドミノシェイクを販売。6日間で、想定販売数の1.4倍となる2000杯以上の出庫を達成した。滝田氏は「改めて『ドミノシェイク』の人気の強さを感じた」と手ごたえを語った。

7月22日に全店舗で数量限定販売を開始した「夏限定シェイク」は、この5年間で600万杯を販売しており、今夏は更なる売り上げ増を目指す。滝田氏は「『ドミノシェイク』は今後の主力商品の一角を担う大きな存在。いっそう販売や商品開発に力を入れていく」と意気込みを語った。

シェイクスタンド限定の「表参道シェイク」4種のいずれか1つは、全国販売を予定。シェイクスタンドでの顧客の反響を踏まえて、全国デビューする商品を決定する。

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