どのSNSを運用すべき? 4つの判断ポイントとメリット・デメリット

はじめまして。このたびSNSマーケティングをテーマに連載を執筆させていただくことになりました、株式会社NAVICUSの代表取締役、武内一矢です。私は、2009年からSNSを用いたプロモーションやリサーチに取り組んでいる、いわば「SNSマーケ業界最古参」の一人です。私が2018年に創業したNAVICUS社では様々な企業様のSNSマーケティングのご支援を行っており、それら300社以上を通じて得た経験実績をもとに解説記事を連載していければと思っています。

第1回は、「本当に初心者、ほぼ未経験!」という方に向けて、どのSNSを活用するべきかの判断基準と、主要SNSのメリット・デメリットをご紹介します。

年々利用が拡大するSNSの役割と利用状況

企業によるSNS活用は、今では業種業界に関わらず非常に一般的なものとなりました。SNSを利用する一般生活者が年々増加していることに加え、従来の広告媒体と異なり双方向性がある対話型メディアであることから、企業と消費者をつなぐコミュニケーションツールとして大きく注目されています。また、コロナ禍で対面接客が制限された期間が長かったことも、SNS活用の促進に影響しています。

イメージ snsの役割と利用状況についてのスライド

そういった背景もあり、自社のSNSに力を入れたい!といったご相談も年々増加しています。その中でも「今はやっぱり、Instagramがオススメなんですかね!?」「TikTokもやっておいた方がいいですか?」といった、メディア選定に関するご質問を、毎日のようにいただきます。

どのSNSを活用するべきかは、一言でいうと「目的次第」!一概に絶対コレがオススメ、といった答えはありません。どのSNSを活用するかの前に、まずは自社の状況を後述する4つのポイントに沿って確認することが重要です。

SNS運用に取り組む前に、4つのポイントで整理

企業でのSNS活用をする上で、まず以下の4つのポイントに沿って現状を書き出し、現状整理をしましょう!


①「ターゲット」
②「メッセージ」
③「コンテンツ」
④「体制」

要するに、「誰に・何を・どうやって」届けたいか、です。個別に解説しますね。

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武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)
武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

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