「牛乳を注ぐ女」ならぬ「ごま油を注ぐ女」  かどや、新CMで“調味料使い”を訴求

かどや製油は7月29日、「純正ごま油」のWebCMを公開した。CMは、 “調味料”としてごま油を料理に「ちょい注ぎ」することで、新たな楽しみ方を提案するもの。キャンペーンサイトでは、ごま油をかけて完成する料理を公開し、タイパニーズに対応した商品力を訴求する狙い。

純正ごま油「ごま油を注ぎたい女」(15秒)。

かどや製油の商品マーケティングを担当する奥田みお氏によると、キャンペーンの目的は「炒め油として使われていたごま油を、“調味料として”使ってもらうこと」だ。

「炒め油として使用されることが多いごま油ですが、調味料として使うことで食生活の幅やメニューが広がることを伝え、『かどやの純正ごま油』の魅力をもっと知っていただきたいと考えています。時間効率やタイパへのニーズが高まる中で、“調味料使い”を促進し、いつもの料理をお手軽にもっとおいしく、そして純正(=ごま油100%)であるがゆえの香りの高さを伝えたいという当社の想いを込めました」(奥田氏)。

奥田氏が話す、ごま油の“調味料使い”を伝えるべく、CMはフェルメールの「牛乳を注ぐ女」をオマージュ。はじめに、卵かけご飯にごま油を注ぐ女性が登場。その後卵かけご飯にとどまらず、刺身やうどんにも注ぎたくなり、ごま油の香りと、料理が簡単に美味しくなったことに満足する、その名も「ごま油を注ぎたい女」が描かれている。

企画を担当したフロンテッジのプランナー 佐藤 怜氏は、今回の「ごま油を注ぎたい女」について、次のように話す。
「卵かけご飯、刺身、うどん……。いつもの料理に注ぐだけで本格的な味になる。そんな純正ごま油の意外な使い方を、“注ぐ”を象徴する名画に乗せることで、ユーモラスなコミュニケーションを目指しました。絵画の中の女性が思わず微笑んでしまうシーンで、『純正』であるがゆえの香り高さを最大限に表現するために、イラストのテイストの検討や、女性の細かい表情の調整を重ねました」(佐藤氏)。

advertimes_endmark

スタッフリスト

企画制作 フロンテッジ、UUAVE
CD 淺井勇樹
もっと見る

企画 佐藤 怜
AD 中村嘉敬
Webディレクター 湊 さおり
I 石橋 瞭
CPr 天野誠司
Pr 野島正嗣、百留 幸
演出 永田 俊
撮影 合屋直樹
照明 冨永 健
美術 牧野梨沙
編集(オフライン・オンライン) 執行崇斗
フードST 荷見 綾
AE 嘉村睦子、髙取健治
NA 相澤まさき
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ