『インサイド・ヘッド2』と「いい人すぎるよ展」がタッグ　全国8カ所で企画展実施

ディズニー＆ピクサーは7月26日から、東京・原宿の「ハラカド」にて、「インサイド・ヘッドすぎるよ展」を開催している。本企画展はピクサーが8月1日に劇場上映を開始した『インサイド・ヘッド2』の公開を記念したもので、全国7都市・8カ所にて順次開催される。

「インサイド・ヘッドすぎるよ展」は7月26日から、ハラカドで開催。

『インサイド・ヘッド2』は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした長編アニメーション。日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日から公開され、世界興行収入は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を超えて14億4330万ドルを突破。アニメーション史上歴代No.2の累計興行収入を記録した。

歴代No.1の『アナと雪の女王２』(14億5400万ドル)も目前に迫っており、近日中にはアニメーション映画史上No.1の興行収入を突破すると目されているという。

今回、明円卓氏が主宰するチーム「entaku」が企画した「いい人すぎるよ展」と『インサイド・ヘッド2』がタッグを組んだ経緯を、同社は次のように説明している。

「明円氏が展開する展覧会が人々の“あるある”と共感できる感情を捉えたものであり、何気ない日常の瞬間が愛おしく感じられる点が、人生の転機に立つ、本作の主人公・ライリーの心情に深く共感できる。どんな感情も愛おしく感じられる本作のメッセージと合致したことから、タッグの話が持ち上がり実現した」。

本企画展では、主人公・ライリーの頭の中の9つの感情をテーマに、ライリーの幸せを子供の頃から見守る感情をモチーフにした「ヨロコビすぎるよ展」、「カナシミすぎるよ展」、「ムカムカすぎるよ展」、「ビビリすぎるよ展」 、「イカリすぎるよ展」のほか、新たに登場する大人の感情、「シンパイすぎるよ展」、「イイナーすぎるよ展」、「ダリィすぎるよ展」、「ハズカシすぎるよ展」から構成され、大人も子供も老若男女問わず誰もが共感できる内容とした。

9つの感情をテーマに構成された「インサイド・ヘッドすぎるよ展」。

映画の中に登場するライリーのさまざまな記憶を保管するための思い出ボールに埋め尽くされた展示面には、＜馬ににんじんをあげるとき＞（ビビリすぎるよ展）や、＜唯一の知人が先に帰るねと言い出した二次会＞（シンパイすぎるよ展より）など、100個以上の（一部地域を除く）のそれぞれの感情にまつわる日常の「あるあるシチュエーション」が並べられている。

それぞれの展示では、日常の「あるあるシチュエーション」が並べられた。

ライリーの感情や各実施エリアのご当地シチュエーションも展示され、映画の中でライリーが体験する「感情の嵐」と展示からの「共感の嵐」、双方を味わうことができる設計とした。

企画展に加えて、ハラカドではピクサーフォトスポット展示や『インサイド・ヘッド２』カフェの展開、8月25日まで開催中の「お台場冒険王2024」にて、映画『インサイド・ヘッド２』スペシャルブースなども実施している。