令和を生きる、リアルなピンクガチャ&ブルームクを描いたUQ mobileの新WebCM

UQ mobileは、7月30日に同社のキャラクター「ピンクガチャ」と「ブルームク」が登場する3本のWebCMを公開した。

そのうちの1本、「見る人と見ない人」篇は、金属バットの音が鳴り響く夜のバッティングセンターが舞台。スマートフォンを手に会話をするピンクガチャとブルームク。「あの芸能人の流出映像、見ました?」とたずねるブルームクに、ピンクガチャは「そういうの見ないようにしている」。慌てて言い訳をしようとするブルームクの言葉をさえぎるように、ピンクガチャは「データの無駄遣いだし」と一言。ふたりの間に、微妙な空気が流れる…。

「見る人と見ない人」篇

このWebCMでは、テレビCMでは訴求しきれないUQの強み(ネットワーク品質、料金プラン、データくりこし)を、UQ mobileの資産であるピンクガチャとブルームクを活用したWeb動画で伝えることを目的として制作されている。

「UQらしい遊び心やユーモアのある表現で、ファクトをきちんと訴求するだけでなく、話題になるような動画にしたい、というオリエンでした」と、クリエイティブディレクター 鈴木晋太郎氏。
ピンクガチャとブルームクの意外な描き方ができれば、従来のイメージとのギャップでインパクトのある表現になると考え、マスコットキャラクターとしてではなく、令和という時代を生きる生活者としてのリアルな姿を描く、というアイデアに至ったという。

ピンクガチャとブルームクは、UQがモバイルサービスを開始した2015年からキャラクターとして起用されている。従来のガチャピン、ムックとは違い、ピンクガチャとブルームクは「ブループラネット」と呼ばれる青い惑星から地球に迷い込んだというストーリーを持つ。テレビCMの三姉妹シリーズではパパ・ママ役で登場。現在も続くUQUEENシリーズになってからは、店頭やSNSを中心に活躍している。今回は、「UQUEENフレームだけでなく、メディアごとに適したプロモーションを展開することで、UQブランドの存在感を高めていく」という狙いから、起用に至った。

3本のWebCMでは、バッティングセンター、海辺、遊園地にいるふたりを、カメラが意外なアングルでとらえている。そして、ピンクガチャのクールなトークが、いつものふたりとはどこか違う空気をもたらしている。
「いくらスマホがつながりやすくなっても、つながりたくない時間もある。月々のデータ量が豊富に使えるとしても、見るものと見ないものは自分で選びたい。どんどんつながり、たくさん使える時代だからこそ、これからはスマホとの向き合い方にポリシーが持ってることが大切なのでは?そう思いながら、令和を暮らすふたりのセリフを書きました」(プランナー/コピーライター 姉川伊織氏)

映像については、なるべく見たことのないアングルからふたりを撮影することを意識しながら、会話に合わせてふたりの心情がより強くなるルックを、鈴木那津子監督と相談し、編集している。
これらのCMは、公開から1週間で視聴数50万1544、848万4876インプレッションを記録している。

「つながりたくない日」篇
「仕事が終わったら」篇

スタッフリスト

企画制作 電通、電通東日本、AOI Pro.
ECD 磯島拓矢
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CD 鈴木晋太郎
企画+C 姉川伊織、太田文也
AD 松下仁美
CPr 仁禮義智、上間集
Pr 村田淳一、高橋浩規
PM 太田奈留、谷口心優
演出 鈴木那津子
撮影 金芳明
照明 小林暁
編集 須藤百香(オフライン)
カラリスト Yukino Kobayashi
MIX 松崎清春
音楽 成瀬篤志
AE 加藤俊文、堂谷悠哉、井上亜紀、小橋由衣、武内圭佑、荒川裕伴、山本尚生
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