限定商品の販売や工作教室の実施など、様々な催しで子どもとファミリー層に訴求する
「ペコちゃんの学校」は、「もしもペコちゃんが通う学校が実際にあったらどんな場所だろう」というテーマを掲げており、子どもが自由に書きこむことができる黒板など、教室をイメージした内装となっている。小学生の将来なりたい職業のトップがパティシエであることを踏まえ、瓜生課長は「イベントを通じてケーキについて知ってもらいたい」と話した。
入り口に立っているランドセルを背負った「ペコちゃん」など、様々なフォトスポットを用意。ケーキの断面をイメージしたスペースや、様々な国の国旗パネルを回すことで、その国の代表的なケーキを知ることができるコンテンツのほか、おいしいケーキの作り方を学べるコーナーなどを設置しており、夏休みの自由研究のヒントにしてもらう考えだ。
オリジナルデザインの「ペコちゃんの学校」グッズのほか、⽇⽤品や⽂具など、ペコちゃんの定番グッズも販売。瓜生氏によると、アフターユース性の高い「缶」のグッズの人気が高く、新宿の街並みをイメージしたデザインの「ペコちゃん×新宿 ミルキー缶」(角/丸)が注目商品の一つだという。
「ペコちゃんの学校」では様々な体験型イベントを実施する予定で、8月11日には、NHK Eテレの子ども向け工作番組「つくってあそぼ」で活躍した「わくわくさん」として知られる久保⽥雅⼈氏をゲスト講師として迎え、手作り工作教室を開催する。ほか、「ペコちゃんオリジナルバッグづくり教室」「不二家のお菓子でキャンディレイ&ぬりえうちわ作り教室」も実施する。
同日から27 ⽇まで、地下1階⾷品⼊⼝イベントスペースでは、「ペコちゃんの学校 FUJIYA CONFECTIONERY」と題し、ボトルスイーツやバターサンドを取り扱うショップもオープンする。2カ所の会場を巡ることで挑戦できる「ペコちゃんBIGガラポン」を用意しており、回遊効果も期待している。
瓜生課長は「私自身、子どものころから店頭のペコちゃんを見て育ってきた。今の子どもたちにもペコちゃんと一緒に育ってもらうため、未来に向けて発信していきたい」と意気込みを語った。