【永久保存版】Photoshopと類似の「完全無料」ソフト3選

マーケティング、デジマ、クリエイティブにかかわる素朴な疑問・お悩みを解決します!「AdverTimesの基本用語解説」、今回は「Photoshop」篇です。

「Photoshop使いたいけどお金かかるからなぁ」

「無料の代用ソフトって動作が遅いし使いづらいんだよなぁ」

AdobeのPhotoshopは長年にわたりプロから趣味の方まで、画像編集をしたいと思ったら1番目に思いつく選択肢ではないでしょうか。
しかし個人向けの月額プランでは2000円〜3500円あたりくらいかかります。

画像編集を始めたばかりの方やフリーランスの方など、毎月それくらいの金額を払うとなるとなかなか簡単に手を出せる金額帯ではないのかもしれません。
だからといって無料の似たソフトを探そうと思ってダウンロードしてみても、動作が遅すぎたりして結局なんだかなぁという結果になってしまうことも多々あります。

そこでこの記事では、フリーランス経験もある筆者が実際に使ったことがあり、「完全無料」かつPhotoshopの代用となるおすすめのソフトやサイトをご紹介いたします。
この記事では他にも以下の内容を紹介します

  • ソフトの選び方について
  • 無料版での限界値について
  • 無料ソフトを使いたい際によくある質問など
  • デザイン研修を学んでスキルアップしたい方へ

ぜひ最後まで読んでいただけたら、自分にピッタリのソフトが見つかるでしょう!

完全無料で「使える」Photoshopに似たおすすめソフト3選

では早速私が実際に使ってよかった「完全無料」で「使える」画像編集ソフトをご紹介いたします。
以下の3つについてそれぞれ何ができるのか、Photoshopとの違いも合わせて解説いたします。

  • おすすめソフト(1)Photopea
  • おすすめソフト(2)GIMP
  • おすすめソフト(3)Pixlr

おすすめソフト(1)Photopea

最初に紹介するおすすめソフトは「Photopea」です!
Photopeaは2013年9月14日にリリースされてから、はや10年以上サービスを続けている老舗Photoshopの代用無料ソフトです。
ただ何年か前に使った経験がある人ならこう思うかもしれません。

「それ使ったことあるけど重いんだよなぁ」

しかしご安心ください。
2024年現在は当初のスピード感とは違い、操作の際のもっさり感がだいぶ解消されていて、完全無料ソフトの中でもPhotoshopに似た操作感で使用することができるため、最もPhotoshopに似たソフトといえます。
利用登録もなくブラウザ版ですぐに使えるので、まずは一度実際に使ってみて使用を検討するのも良いでしょう!

長所

  • ブラウザベース: インターネット接続さえあれば、どのデバイスからでも使用可能。
  • 会員登録が不要: 会員登録が不要なのですぐに使えるし、情報漏洩の心配もありません。
  • 日本語利用できる:この手のサイトは英語のみというところが多いですがPhotopeaは日本語利用できます。
  • Photoshopに似たインターフェース: Photoshopを過去に使ったことのあるユーザーなら直感的に操作可能。
  • 高機能: レイヤー、フィルター、ブラシツールなど多くのPhotoshop機能を備えている。
  • ファイル形式の互換性: PSD、JPEG、PNG、SVG、PDFなど多くの形式をサポート。

短所

  • ネット環境に左右されることが稀にある: 昔から遅い・重いと言われていました。今は以前よりも改善はされましたが、ブラウザで重い作業をしてしまうとまだ影響が出てしまうようです。
  • 広告が表示される: 完全無料で使えますが、広告が表示されます。しかし有料版(月額およそ5ドル前後)にすると広告を非表示にすることも可能です。

おすすめソフト(2)GIMP

GIMPは、1996年にリリースされて以来、長い歴史を持つ無料のオープンソース画像編集ソフトウェアです。
現在も多くのユーザーに支持され続けている理由の一つは、その高いカスタマイズ性と豊富な機能にあります。
「無料のソフトは機能が限られているから有料版には勝てないよね」
そう思う方もいるかもしれませんが、GIMPはそのイメージを覆します。
GIMPは、特にレイヤー管理などPhotoshopに匹敵する多くの機能を備えており、また、オープンソースであるため、他の利用者によって開発された数多くのプラグインを利用することができ、さらに機能を拡張することができます。
画像編集ソフトを一度も使ったことのない初心者には少し難易度が高いソフトだと感じますが、一度覚えてしまえば無料なのにここまでできるのかと驚くこと間違いなしです!

長所

  • 完全無料: 全機能が無料で利用可能。
  • オープンソース: カスタマイズ性が高く、豊富なプラグインが利用可能。
  • 豊富なプラグイン: 他の利用者によって開発された多くのプラグインが提供されている。
  • 軽量: GIMPはPhotoshopよりもシステムリソースを消費せず、低スペックのコンピュータでも動作する。

短所

  • 初心者にはやや難解: UIが独特で、Photoshopに比べて使い方を覚えるのに時間がかかる。
  • サポートが少ない: 無料ソフトウェアのため、公式サポートが限られている。

おすすめソフト(3)Pixlr

最後に紹介するのは、Pixlrです。
Pixlrは、初心者にも使いやすいシンプルなインターフェースを持つブラウザベースの無料編集ソフトです。

「Photoshopも使ったことないしなんかもっと簡単なソフトないの?」
そう思われる方にはピッタリのソフトです。
Pixlrは使ってみた中で一番直感的に作業できたソフトだったので、完全初心者であればこちらをおすすめしたいと思います。
初めてiphoneを買った時に最初からなぜか直感的に使える感覚を私は思い出しました(笑)
インターネット接続さえあれば、どこでもすぐに使用できるブラウザベースなのでこちらもおすすめのソフトです。

長所

  • シンプルなインターフェース: 初心者にも使いやすい。
  • ブラウザで利用可能: インターネット接続があればどこでも使用可能。
  • 初心者向け: 基本的な画像編集機能を簡単に利用できる。

短所

  • 高機能版は有料: 無料版には広告が表示され、高機能版を使用するには有料プランが必要。
  • 広告が表示される: 無料版では広告が表示される。

無料で使えるPhotoshopに似たソフトの選び方

実際に私が紹介した3つ以外にも、無料で使える画像編集ソフトが多くあります。

私は3つに厳選しましたが、もっと知りたいという方のために、どのような基準で選べば良いかを様々な観点からご紹介します。

  • 目的に応じたソフト選びの方法
  • Photoshopにしかない機能の紹介
  • 無料版には限界があるのか

これらについてご紹介いたします。

目的に応じたソフト選び

何がしたいのかをまずは自分の中で明確にしておくことでソフト選びもしやすくなります。
「僕はまずはwebサイトのアイキャッチを作りたいんだ」
「私は画像の背景を消して切り取りしたい」
「私はとにかく覚える手間が面倒だから簡単に画像編集できればいい」
このように自分のやりたいことを明確にすることが大事です。
今回ご紹介した3つのサイトを簡単に比較するとこのようになります。

ここまでを参考に自分の目的にあったソフトを使い分けるのも一つの手と言えますね。

Photoshopにしかない機能

「そんなに有能な無料ソフトが存在するならPhotoshopは有料だし、そこまで使う必要ないんじゃないの?」という疑問が生じる人もいるかもしれません。
しかし、有料でも使い続ける人がいるのには理由があります。
以下の表でまとめていますが、簡単に言うと、他のAdobeサービスとの連携であったり、カラーの種類が圧倒的に豊富であったり、また印刷業界との相性も良いなど様々な点で無料サイトには出せない味があるのも事実です。
更に言えばPhotoshopは日々アップデートを繰り返し、進化し続けています。
PhotoshopにAIを活用した機能を取り入れることで、無限の表現力を持つツールへと変わってきています。

無料版には限界があるのか

では結局無料版のサイトではだめなのかと問われるとそういうわけでもないのです。
結局は何がしたいかによって変わりますが、もし以下のような用途であれば、まずは一度無料のソフトから始めてもなんの問題もないでしょう!

無料ソフトを使いたい人によくある質問(Q&A)

この章では一問一答的に、簡単によくある質問に答えていきます。
気になる質問がある方はぜひご覧ください。

Photoshopの無料版はありますか?

Photoshopには無料体験版があります。通常、7日間の期間限定で全ての機能を利用できます。体験版が終了すると、自動的に有料サブスクリプションに移行するため、継続して利用する場合は課金が必要です。体験版はAdobeの公式サイトからダウンロードできます。

おすすめの無料画像編集ソフトはありますか?

おすすめの無料画像編集ソフトは以下の通りです。

  • Photopea: ブラウザベースでPhotoshopに似たインターフェースを持ち、PSDファイルも編集可能。
  • GIMP: 完全無料のオープンソースソフトウェアで、豊富なプラグインと高いカスタマイズ性が特徴。
  • Pixlr: 初心者に優しいシンプルなインターフェースで、基本的な画像編集がブラウザ上で可能。

どうすれば画像編集スキルをさらに向上させることができますか?

実際に仕事を引き受ける: 失敗を前提に多くの実践を通じてスキルを磨くことが一番の近道と言えます。
オンラインチュートリアル: YouTubeや専門サイトで無料のチュートリアルを活用する。
宣伝会議の研修プログラム: デザインやデジタルマーケティングに関する研修を受けることで、最新のツールやトレンドを学び、スキルを高めることができます。

Photoshopについて学べる講座

ここからは手前味噌ながら、弊社講座の宣伝をさせていただきます。
「Photoshopの基本操作や実践的なテクニックを学びたい」
「自社のWebサイトや広告バナーを自分で制作・修正したい」
そんな方の声にお応えし、宣伝会議からこの度、Photoshopのプロであり、専門学校や大学などでも講座を行っている
ミクスタイル代表の「まきのゆみ」氏を講師としてお呼びいたしました!

Photoshopのプロ中のプロまきのゆみ氏による
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1日で基本操作のマスターや、色調補正や画像合成といった実践的なテクニックを学び、Web広告バナーやYouTubeコンテンツを実際に作成するので、学んだことをすぐに仕事で使える非常に即戦的な内容になっています。

Photoshopの基本操作から応用までを学び、自社のデザイン業務に直接貢献できるスキルを身につけることができます。

特にこのような方におすすめの内容になっています。

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まとめ

この記事では、Photoshopの代わりに使える完全無料の画像編集ソフトを3つ紹介しました。
Photopea、GIMP、Pixlrそれぞれの特徴や使い方を詳しく解説し、Photoshopとの違いや利点も説明しました。
これらのソフトは、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応でき、コストをかけずに高品質な画像編集が可能です。
無料ソフトでも十分に高機能な編集が可能ですが、Photoshopには他のソフトにはない独自の強みがあります。特に、プロフェッショナルな仕上がりを求める方や、他のAdobe製品との連携を重視する方には、Photoshopの有料プランが適しているでしょう。
さらに、Photoshopのスキルを向上させたい方には、宣伝会議の「Photoshopしっかり入門実践講座」をおすすめします。この講座では、Photoshopの基本操作から実践的なテクニックまでを1日でマスターし、すぐに仕事に活かせるスキルを身につけることができます。
この記事を参考に、自分に最適な画像編集ソフトを見つけて、デザインの幅を広げてください。興味のある方は、ぜひ宣伝会議の講座もチェックしてみてくださいね!

本記事は2024年7月時点の情報をもとに構成しています。各種ツールなどは、アップデートも発生しており、随時状況が変わる可能性があります。最新の情報、手法の情報やお気づきの点があれば、お問合せフォームより編集部までご連絡ください。

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