業界の垣根を超えた新テレビCM放映開始
イエローハット、日本ピザハット、リンガーハットジャパン、全国引越専門協同組合連合会(ハトのマークの引越センター)の4社は、業界の垣根を超えたコラボCM「ハット首脳会談2024ハト篇」の放映を8月5日に開始した。8月10日の「ハットの日」に向けた取り組みの一環で、今年は新たにハトのマークの引越センターが加わった「ハット・ハトの日」として様々な企画を実施する。
イエローハット販売促進部の桑原敏満課長によると、8月10日はお盆や夏休みと重なり、車での外出や外食・中食の需要が高まるほか、引っ越し業界においても繁忙期である9月に向けて依頼が増えるタイミングだという。各社の需要が高まるタイミングでコラボすることで、業界の垣根を超えた盛り上がりを演出する狙いがある。
「ハット」(ハト)つながりでコラボした4社
イエローハットの「ハット」は「HAT(=帽子)」、ピザハットの「ハット」は「HUT(=小屋)」でそれぞれ別の意味を持つということを周知するため、両社は2019年から8月10日の「ハットの日」に様々な企画を実施してきた。2022年に「HUT(=小屋)」の意味を持つリンガーハットが参加した。
今回は新たに「ハトのマークの引越センター」が参加。リンガーハットが加わって以降、SNS上で「次に加わるハット企業はどこなのか」という予想が盛り上がっている。そこで今年は「ハット」ではなく「ハト」が加わることで、予想外の展開で盛り上げたいという思惑があった。
ハトのマークの引越センター事業部の松本尚課長は「当社としても創設50周年を迎えるタイミングで話題になる企画を実施したいと考えていた。お互いの目指したいところが一致した」と参加理由を説明した。