「9割本」の著者にインタビューを行った「9割本の著者に1割は何か聞いてみた」篇
「人は話し方が9割」などの「9割本」は300冊以上出版されているという。20~59歳の500人を対象に「9割本」に関する意識調査を実施したところ、「9割本」が300冊以上あることに対して、「多い」と感じている人は9割以上だった。約8割は「9割本」が「気になったことがある」と回答した。
「9割本」が注目される理由について、精神科医の名越康文氏は「日本人は同調性を求める傾向にあるため、同じ価値観を持っていることに安心しやすく、コロナ禍以降に進んだ社会の分断によって、『9割本』が注目されているのでは」と解説。調査では、「日々の中で悩みはなくならない」と回答した人も9割超えとなった。
WebCM「9割が9割」篇は、広瀬氏が9の文字で埋め尽くされた本を開くと「人は話し方が9割」と書かれたページが登場。ページをめくると「人は聞き方が9割」「人は見た目が9割」など次々に「9割本」の表紙が出現する。本の表紙を見ると「9割が9割」という本であることが判明し、「9割、すご」と思わず声をもらす、というストーリーだ。
「広瀬すず、9割本実践してみた」篇は、広瀬氏が「9割が9割」と書かれた本を読みながら、その多さに驚きつつ、「9割本」の教えを実践。最後には「悩みの数だけ『9割本』ってあるのかも?」と気付き、悩むことが多い毎日でも、たまには気ままに楽しもうと「ザ・プレミアム・モルツ〈ジャパニーズエール〉香るエール」を飲む。
「9割本の著者に1割は何か聞いてみた」篇では、「9割本」の著者にとっての残りの1割についてインタビュー。「ギター」「カラオケ」など趣味のほか、「沈黙」「妄想」という回答も。広瀬氏自身の9割と1割についても最後に紹介。余白の時間を自由に楽しむ大切さについては、名越氏が「人それぞれの気ままな時間を楽しむことが重要」と語った。
紀伊國屋書店新宿本店と三省堂書店神保町本店・有楽町店の3店舗では、交通広告や動画でも登場した「9割本」を集めた「9割本棚」を2週間限定で設置。様々なジャンルの「9割本」が並び、「9割本」を一度に比較検討できる。