発売1年で1億2000万本の「アサヒ 颯」 AI黒柳徹子で更なる認知拡大、アサヒ飲料

体験者の数はすでに想定以上で、X上ではAI音声が黒柳氏の声に似ていることに驚く反応や、黒柳氏に自身の悩みを解決してもらい「スッキリした」といった声が寄せられている。

ページ内では、「アサヒ 颯」1ケースが抽選で100人に当たる「颯でお悩みスッキリ!?プレゼントキャンペーン」も実施している。

2023年に発売した「アサヒ 颯」は、日本最高位茶師十段の酢田恭行氏全面監修のもと、微発酵茶葉を一部使用し、一般的な緑茶とは異なる華やかな香り立ちを実現した緑茶。摘み取り後に時間をかけてわずかに発酵させた茶葉を一部使用することで、茶葉本来の香りを引き立てている。

購入層は無糖茶の平均と比較すると、相対的に20~30代の若年層が多い傾向だという。井田氏は「爽快な香味の緑茶という提案が、新しいものへの受容性が高い若年層に受け入れられた結果と考えている」と話す。

発売2年目となる今年の4月に、微発酵茶葉を使用していることを強調したパッケージに刷新した。井田氏は「2年目は評価の高かった味わいはそのままに、ブランド認知の拡大とトライアル促進に向け、店頭でのインパクト・目立ち度アップにつながるパッケージリニューアルを行った」と話す。

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