猛暑でユニクロ・イトーヨーカドーは店舗が青色に 夏のクールダウン販促をのぞき見

梅雨明け前の時点で、すでに記録的な猛暑が続き、今年の夏もまた一段と暑くなりそうです。そんな中で高まるのが消費者のクールダウンニーズ。その需要を狙い、各社は独自の販促活動を実施し、様々な工夫を凝らしています。ここでは、編集部が夏の販促事例をピックアップ。猛暑を味方につけた販促アイデアの数々から、来夏のヒントが得られるかもしれません。

 

※本記事は月刊『販促会議』2024年9月号の抜粋記事です。

 

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イトーヨーカ堂
清涼祭でハトのアイコンも青色に 涼感届ける夏アイテムをラインアップ

イトーヨーカ堂は6月19日から7月9日まで、「イトーヨーカドー清涼祭」を開催した。対象となったのは、全国のイトーヨーカドー、ヨークの約220店舗。

気候変動の影響で平均気温が近年上昇していることを踏まえ、暑さ対策ニーズに応える商品展開を拡大し、販売を強化する狙い。

期間中は、同社のアイコンであるハトのマークを青色に変更。清涼祭のアイコンとして、売り場の棚POPなどに活用した。また、イトーヨーカドー大森店は塔屋も変更し、館全体で“青いヨーカドー”をアピールした。

さらに同社は2024年6月から、熱中症対策の一環として、自治体から指定を受けた店舗内に「クーリングシェルター」を設置する活動を開始。同月時点で2店舗のみとなっているシェルター指定店舗も拡大を目指す。

イメージ イトーヨーカドー清涼祭バナー

ユニクロ
「エアリズム、はじめませんか?」夏仕様の店舗で駅構内の販促強化

ユニクロは5月17日から、駅構内の12店舗で「青いユニクロ」キャンペーンを開始した。期間は8月上旬までを予定している。

キャンペーンの中心となるのは、JR池袋駅中央1改札内店やウィング新橋店、阪急大阪梅田駅店など、国内外から多くの人が集まる駅構内の店舗。

同キャンペーンでは、猛暑が予想される夏の外出時に電車を利用する人々が集まる駅に着目した。汗を速乾するドライ機能や接触冷感で涼しさを感じられる「エアリズム」商品を豊富に取り揃えることで、販促強化を狙う。

店舗の外装は、視覚的にも涼感を感じられるブルーカラーを採用。また、店内でも涼しく買い物ができるよう、店頭には順次冷風機も設置する予定だという。

イメージ ユニクロ店舗外観

他にも、月刊『販促会議』2024年9月号では、コスメキッチンやイオンモールの夏の販促アイデアを紹介しています。

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