会社をよくすることへの解像度が高まった
――多くの業界や企業がある中で、コンサルティング業界や現職を選んだ理由は。
最初にコンサルティング業界を意識したきっかけは、登録していた転職サイトで現職からのスカウトを受け取ったことです。
もともと「業界」にこだわりはありません。今自分が学びたいものや得たいスキルに合わせて業界や会社を選んできました。
就活の頃は、地域をマーケティングで活性化させるためには、デジタルマーケティングができれば大丈夫だと思っていました。でもいざやってみると、自分のやっているネット広告だけでは難しいだろうし、もっといろいろな領域のマーケティングのスキルを高めて、貢献できるようになりたいと考えるようになりました。
そして転職を経て自分のできることを広げていきましたが、それでもまだ足りないと感じるようになりました。マーケティングのスキルをより高めて広げたいのはもちろんですが、「地域の企業を元気にするためには、マーケティングの経験だけでなく会社のビジネスを理解した上で、広く経営的な課題を検討する能力が必要なのではないか」との考えも持つようになっていました。
そんな時に、コンサルティング企業である現職からのスカウトを受け取って、「ここならマーケティングのスキルを高めつつ、経営的な観点を身につけられそうだ」と感じ、入社に至りました。
――実際に入社していかがですか。
ひとつの会社をより良くすることを広い視点でかつ具体的に捉えられるようになったと感じています。クライアント企業の中に入ってマーケティング推進やマーケティング組織づくりを行う中で、会社を良くするためには、何をどのように改善すれば良いのかが、おぼろげにですが分かってきました。
もちろん専門的な知見はまだまだ弱い部分もありますがこのまま行けば、自分のできないことは人に任せつつ、それをディレクションすることはできるようになる予感があります。
また、企業によって異なる課題に対して、さまざまな施策を試す経験も得られました。課題解決の引き出しもかなり増えてきたと自負しています。
