収入は自分の努力で増やせばいい
――将来ビジョンを描きながら、少しずつ近づいている様子が伺えます。続いて転職観についてお聞きします。年収アップを目指している人が多いと考えていますが、転職活動で給与の優先順位はどの程度でしたか。
給与は第一優先ではなかったです。極端に少ないのは困りますが、給与は自分のスキルや能力についてくるもので、少なければ自分で増やせばいいと考えています。実際に現職に入社する時には一旦給与が下がりましたが、今では前職以上の給与をいただいています。
また能力があれば、副業という手段もあります。僕自身もスキルを生かして、副業として地域の企業のマーケティング支援にも取り組んでいます。
――副業の仕事内容は。
マーケティングの数値管理をしたり、それを分析して課題を特定して改善策を提案したり、ネット広告の運用をしたりと様々ですね。主に休日や出勤前に業務を行っています。
副業をはじめてから数年経ちますが、最近やっと本業と副業の良い循環ができてきたのを感じています。本業で増やした引き出しや知見をもとに、課題に対する解決策に当たりをつけて実行してみると、それがうまくいくことが増えてきました。
――最後に、将来的なビジョンを教えてください。
様々なキャリアを経て今ようやく、地域の一企業をよくするためのビジョンが見えてきています。しかし今度は、「地域全体をよくすることもできるようになりたい」という新たな野望が出てきました。
例えば、黒字であるものの後継者がいない企業は全国各地にあります。そうした会社を継承し、これまでの知見を生かして実直に経営し、まずはそのビジネスを成り立たせます。その会社を起点にその地域で活躍されている方々とつながり、チームとして街全体を盛り上げるプロジェクトができると理想です。
地域に根差した企業を自分で立ち上げて支援するという道もありますし、やり方はいろいろあるなと感じています。
ただ、街に取り組む前に、ひとつのプロダクトにコミットしてマーケティングをする経験もしてみたいですね。そうした経験を、ゆくゆくは地方に役立てていきたいです。
求人情報を毎日更新中!
9月27日開催「宣伝会議 アドタイデイズ2024(秋)東京」参加受付中【無料】
アクセンチュア ソング・博報堂の対談、スターバックス、トリドールの講演などマーケティングの世界のトップランナーの皆さんがマーケティング実務に役立つ情報を語り合う講演×展示イベント。
ぜひご参加ください!