キリンビバレッジは、ヘルスサイエンス領域のポートフォリオ強化に向け、「免疫ケア」だけでなく「脂肪対策」領域にも挑戦する中、ヘルシアの強いブランド力に着目。花王とはこれまでも協業実績があり、企業姿勢などの共通点も多いことから事業譲渡に至ったという。
紅茶、緑茶、コーヒーのほか、プラズマ乳酸菌を筆頭とした免疫ケア飲料など幅広いカテゴリーの飲料を扱っており、様々な流通形態での販売網を持っているキリンビバレッジは、これまで飲料市場で培ってきた知見と合わせて、ヘルシアブランドを成長させることができると考えている。
同社は「コロナ禍を経て、お客さまの健康に対する意識は一時的な流行ではなく、世の中の関心事として引き続き継続していくとみている」と話す。中長期的に需要拡大が見込まれる健康飲料市場において、同社はヘルシアのほか、ファンケルやプラズマ乳酸菌入り飲料などを提案し、市場を盛り上げていく考えだ。
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