人気施策のデジタル版公開 ブランド理解促進につなげる対話型コンテンツ、エスエス製薬

6月にリアルイベントとして実施した「ハイチオールの鏡」

同社は2024年4月から「Happy Everyday, New Me!(今日の私が、世界でいちばん新しい)」キャンペーンを展開。肌や体の新陳代謝について「日々老いていくのではなく、新しい自分に変わっていく」という考え方を提案する。

ハイチオールブランドチームが生活者の課題を探ったところ、自分の美しさに自信を持っている人が少ないほか、「周りの求める美しさに合わせるのは大変」「自分らしい美しさに自信を持って生きていきたい」と感じていることが分かった。

これらの課題に対して、「代謝で日々新しくなる自分らしい美しさ」を周知する企画を検討。一方的ではなく、双方向のコミュニケーションが理解促進につながると考え、鏡との「対話型エクスペリエンス」という手法を採用した。ユン・アレックス氏は「鏡を見る時間は、自分の姿および自分の考え方と向き合う時間でもある」と話す。

ハイチオールは、シミや疲れに悩みのある30~40代女性がコアターゲットで、シミ、疲れ、二日酔に効く「ハイチオールCプラス2」や、濃いシミや定着ジミにも効果を発揮する「ハイチオール ホワイティア プレミアム」のほか、肌あれ・にきびを改善する「ハイチオールBクリア」や、美容ドリンク「ハイチオール コラーゲンブライト」などをラインアップ。2023年は「Bクリア」「コラーゲンブライト」を除いて200万個以上を販売した。

ユン・アレックス氏は「2024年からリブランディングの活動を推進しており、コンテンツを通して今までのブランドイメージから変化したことがより多くの人に認知され、ブランドに対して興味・関心が高まることを期待している」と話した。

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