ゼスプリが新栄養改善プロジェクトでCM、キウイブラザーズも引き続き登場

キウイフルーツの輸入販売などを行うゼスプリ インターナショナル ジャパンは8月から、日本の食事・栄養課題に取り組む「ゼスプリ栄養改革プロジェクト」を展開している。「栄養の日」である8月4日に合わせて、テレビCM「できることからはじめよう」篇(90秒)の放映と共にスタートした。

CMは、キウイブラザーズが踊る従来のシリーズとは表現を変え、忙しくて栄養バランスが崩れてしまう現代人を彷彿とさせる物語に。企画制作は電通、AOI Pro.。

ゼスプリ インターナショナル ジャパン/ゼスプリ キウイフルーツ「できることからはじめよう」篇(90秒)。

同社は、プロジェクトについて「2030年までにキウイフルーツ60億食分を通して、健康的な食事の機会をつくる多彩な栄養改革アクションを行う」と示している。今後は、生活者1万人を対象に実施した事前調査を基に、栄養改善を促すさまざまな取り組みを進めていく。

CMは、忙しい現代人を彷彿とさせる働き盛りの猫が主人公。キウイブラザーズの忠告を聞かずにご飯を食べないで出かけたり、栄養が偏ったものばかり食べたり、栄養の情報を耳に入れなかったりと栄養バランスが崩れた生活をしてしまう。そんな生活を続けていると、あるとき猫の身体に異変が起こってしまう。

物語の進行に合わせて「朝、時間がないのはよくわかるけど ごはんを食べないで出かけるのはやめよう」「まずは朝から変えていこう 朝はちゃんとご飯だよ」などと歌った音楽も流れ、視聴者に呼びかけている。

制作した電通のクリエイティブ・ディレクター 北田有一氏は「広告をスキップできる時代になったからこそ、広告に何ができるかが問われています。食生活に関わる社会課題を解決するために、本気で取り組んでいこうとゼスプリさんと約束しました。まずは最低5年。今回のテレビCMは、その意思表明です」と振り返る。

通常のテレビCMよりも長い90秒の動画とした理由は、「覚悟を正しく伝えるため」。北田氏は「6回の15秒CMを流すよりも、1回の90秒CMの方が今回のテーマに向いている。これからも時代の変化に合わせてアップデートしていきたいと思います」と話した。

スタッフリスト

企画制作 電通、AOI Pro.
ECD 田島恵司
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CD+企画+C 北田有一
AD 関戸貴美子
STPL 中曽根真麻、青黄愛
CPr 田中祐介、高橋準也
Pr 佐々木竜真、田村香織
PM 齋野雄仁、濱口大輝
演出 久間敬一郎
撮影 町田博
照明 小林宏至
美術 中村桃子
アニメーション 峰岸裕和、原田脩平、小長谷陸人、溝口広幸
編集 松本進太郎、山本堅司
CG 山田悠生、今若弘大
カラリスト 安田真理
音楽 山田勝也
SE 中野豊久
MA デジタルガーデン
MIX 野村弘
AE 吉田勝実、顧穎、小嶋煕、松山千紗
NA 小林心葉
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