日テレの「スグリー」が24年末からアカウント申込み受付開始 ビデオリサーチと共同でレポートも作成

日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)は8月21日、広告・メディア業界関係者を対象にアドプラットフォーム「スグリー」に関する説明会を開催した。2023年11月の構想発表から3回目となる今回の説明会では「スグリー」利用のための具体的な手続き・操作方法の説明が中心に行われ、加えて効果測定方法に関する解説と、今後の正式リリースまでのスケジュールが公開された。

日本テレビでは2023年6月、営業局内にアドリーチマックス部を発足。テクノロジーを活用して、地上波放送における広告取引やオペレーション業務を高度化・効率化させるための取り組みとして、システムの開発、各所との連携を行ってきた。

2024年3月の説明会では、アドリーチマックスのプラットフォーム「スグリー」の名称を発表。地上波の全広告枠の中で3~10%の割合で「スグリー」による出稿枠を設ける方針を定めていた。

今回の説明会ではアドリーチマックスプロジェクトの事業統括である武井裕亮氏が、「スグリー」利用にあたってのアカウント開設の方法や、実際の開発中の画面を用いて出稿方法を解説。また取引の基準となるインプレッションの測定、及び出稿後に無償で提供されるレポーティングにおいて協力するビデオリサーチ社と共に、具体的な指標の計測方法について説明が行われた。

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