芝浦機械は8月15日、俳優の阿部寛を起用したテレビCM「ALWAYS 芝浦マシーン」(全2篇/15秒、30秒)の放映を始めた。創業85年で初の企業CMとなり、「まだこの世界にないモノを、つくるマシーンを、つくる。」「SHIBAURA MACHINE」などの印象的なメッセージで、会社の事業や使命を伝えている。企画制作はTUGBOAT、電通、東北新社。
「ALWAYS 芝浦マシーン その1」篇(30秒)
「ALWAYS 芝浦マシーン その2」篇(30秒)
芝浦機械は1938年創業で、産業機械などの開発設計、製造などを行ってきた。具体的には、プラスチックの成形に必要な射出成形機、鋳物を短時間で成形できるダイカストマシン、超精密加工機など、さまざまな機械を扱っている。
創業以来初となるCM放映で、「モノづくりを通じて社会に貢献する」という使命を持って開発に臨む、同社の想いを伝えようと制作した。メインフレーズは「まだこの世界にないモノを、つくるマシーンを、つくる。」と設定。同社の扱う製品が一般の生活者にはあまり知られにくいことから、その分かりづらさを表現に落とし込んだものだ。
CMでは阿部さんがベテラン刑事役を、俳優の中島歩がその後輩役として出演する。「ALWAYS 芝浦マシーン その1」篇(30秒)では、ベテラン刑事が「最近よく考えるんだが、すごいやつってのはすごいよな?」と後輩に問いかける。続けて、「なら、すごいやつをつくりだしたやつもすごいだろ?」「すごいやつをつくりだしたやつをつくりだしたやつもすごいんだ……」とヒートアップ。最後には、後輩から「先輩!また芝浦マシーンのこと考えてます」と制止されてしまう。
「ALWAYS 芝浦マシーン その2」篇(30秒)でも、「半端ないアスリート」を思い浮かべるつもりが、「半端ないアスリートを生み出したやつ」「超半端ないやつを超半端なくしたやつ」を想像してしまい、後輩から突っ込まれてしまう。どちらもやりとりの後にはメインフレーズと企業名を流し、認知獲得に繋げている。
またCMに合わせて特設サイトも開設。「まだこの世界にないモノを、つくるマシーンを、ともにつくる仲間を募集しています。」などとリクルートも狙った。
スタッフリスト
企画制作
TUGBOAT、電通、東北新社
CD+企画+C+AD
TUGBOAT
Pr
野中直、岡村⿓之介
PM
⻘⼭もらる、中上拓弥、安東賢宏
演出
泉⽥岳
撮影 | 近藤哲也 |
照明 | 阿部良平 |
美術 | 都築雄⼆ |
編集 | ⽯井沙貴(オフライン)、渋⾕美久(オンライン) |
カラリスト | 大角綾子 |
⾳楽 | ⼭⽥勝也 |
SE | 冨田奈津実 |
MIX | 太斎唯夫 |
ST | 櫻井賢之 |
HM | AZUMA(阿部)、anna(中島) |
CAS | ヤマウチトモカズ、アベジュン、スズキヒロノブ |
AE | ⼩⽥貴史、光武孝明、菅⾕祐樹 |
出演 | 阿部寛、中島歩 |