小学生の夏休みにタイムスリップ 30代をターゲットにしたコーポレートブランディング、サントリー

写真 人物 参加者を自宅に招き入れる「友だちのお母さん」

参加者を自宅に招き入れる「友だちのお母さん」。息子の友だちと接するようにふるまう

家の前では家族分の自転車や夏休みで学校から持って帰ってきたアサガオなどで懐かしさを演出。リビングには扇風機や家族写真など生活感が感じられるアイテムが並ぶ。子ども部屋では2004年に流行った玩具や漫画などが散らかっており、リアルな小学生の部屋を体験できる。

子ども部屋には「ある秘密」が隠されており、「友だちのお母さん」との会話や子ども部屋に散りばめられたヒントを頼りに謎解きを進めることで真相にたどり着くというストーリーを楽しめる。

企画メンバーは2004年当時に小学生や中学生だった人が多く、「友だちの家」の内装やアイテムはメンバーの記憶をベースに形作ったという。子ども部屋の漫画は2004年8月までに刊行済みのものでそろえているほか、2004年の小学4年生の教科書を用意するなど当時の再現にこだわった。

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