納豆市場に乗り出すキリンHD タカノフーズとのコラボ商品で「免疫ケア」普及

キリンHDの調査によると、顧客が免疫力の維持・向上のために飲食している商品カテゴリーとして「発酵食品」が多いことが分かった。その中でも納豆市場は、2023年の販売金額は前年比8.3%増となり、単価120円以上の高価格帯商品の構成比も拡大。納豆の喫食習慣動向は、毎日食べる人の割合が2023年は18.9%と直近10年で過去最高となり、喫食頻度が増えた理由の1位には「健康効果」が挙げられた。

タカノフーズは保有する2200種以上の納豆菌の中から体調管理をサポートする特許取得菌「S-903 納豆菌」を発見し、「すごい納豆 S-903」を開発。「すごい納豆 S-903」は2017年2月に発売し、2024年5月までの累計販売数量は約4億5千万食を達成した。

「プラズマ乳酸菌」は、健康な人の免疫の維持をサポートする乳酸菌。世界で初めて免疫の司令塔pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけることが論文で報告されている。キリン、小岩井乳業、協和発酵バイオが共同で研究を進め、 国内外の大学・研究機関の協力のもと、これまで多数の論文・学会発表を行っている。

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