岩塚製菓、なぜ地球の歩き方とコラボ? 海外料理の「本場の味」目指す

本記事は月刊『販促会議』8月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。
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地球の歩き方は、岩塚製菓と初めてコラボし、6月3日から期間限定で5大陸のスパイス料理を表現した「THEひとつまみ【地球の歩き方監修シリーズ】全5品」を、全国のスーパーなどで順次発売した。

岩塚製菓が展開する「THEひとつまみ」シリーズは、スパイシーさが特徴のスナック菓子。今回発売した5品は、「地球の歩き方編集者が推す、世界のスパイス料理」をコンセプトに、5大陸の味を商品化した。

ハワイの「ガーリックシュリンプ味」。「地球の歩き方」ブランドには本場の味が期待されるだろうと考え、本格的な味わいにこだわって開発した

ハワイの「ガーリックシュリンプ味」。「地球の歩き方」ブランドには本場の味が期待されるだろうと考え、本格的な味わいにこだわって開発した。

6月3日から第1弾として発売したのは、ハワイの「ガーリックシュリンプ味」など3品。7月8日からの第2弾では、フランスの「ブイヤベース味」など2品を発売。

外装はガイドブック『地球の歩き方』の表紙をイメージ。4袋の食べきりサイズの個包装には、海外旅行にまつわる小話も掲載し、食べたり読んだりすることで、気軽に旅行気分が味わえるよう工夫した。

地球の歩き方は、2020年のコロナ禍で海外ガイドブックの改訂ができなくなり、会社の売上が95%減となったことから、海外ガイドに頼らない事業への転換を決定。その一環として、2022年に「地球の歩き方」のライセンスビジネスを開始している。

今回の商品は、ファミリーマート限定のグミがバズったことや、海外旅行の楽しみの多くは食にあると考えていたことから立案した。コラボ商品では、いかに書店以外で消費者との接点を増やせるかを重視。小売店からは、想定よりも多くの注文が入っているという。

そのほか月刊『販促会議』2024年8月号では、環境配慮が販売促進の必須科目になった今こそ知りたい「サステナビリティ販促のススメ」について特集。「人が集まる、商品が売れる」アイデアと事例を多数紹介しています。

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月刊『販促会議』2024年8月号

【巻頭特集】
ブランディングと売りが共存する空間
いま、旗艦店が担う役割

【特集2】
「環境配慮」は必須科目へ
サステナビリティ販促のススメ

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