アサヒビールなど5社共同で市場を活性化 「微アルコール」に特化したビアガーデン開催 

酒が強くない人も「飲み会」を楽しみたいというニーズに応える

アサヒビール、ヤッホーブルーイング、トリクミ、木内酒造1823、サッポロビールの5社は、「微アルコール」に特化したビアガーデン「ここちよい微アガーデン」を8月29~31日に共同開催する。場所は渋谷ストリーム前の稲荷橋広場(東京・渋谷)。2023年11月13~14日に実施したWeb調査(回答数1万人)では「酒は強くないが、酒のある場や飲み会は楽しみたい」という要望が多く、同イベントで飲酒文化の楽しさを多くの人に伝えたい考えだ。

3日間で約500人の来場を想定。酒に強くない人、翌日に酔いを残したくない人、気持ちをリフレッシュしたい人などのほか、酒を飲む経験が少ない若年層にも楽しんでほしいという。

実データ グラフィック ここちよい微アガーデン

8月29~31日に開催する「ここちよい微アガーデン」

「微アルコール」はカテゴリーとしての認知度がまだ低く、酒類メーカー5社が競争関係を超えて共創することで魅力を発信する。1社ではできない規模のイベントを通じて認知拡大を図り、市場の活性化を狙う。

イベントでは、アサヒビール「アサヒ ビアリー」、ヤッホーブルーイング「正気のサタン」、トリクミ「CIRAFFITI Session IPA」、木内酒造「常陸野ネスト ノン・エール」、サッポロビール「サッポロ The DRAFTY」を提供する。イベントでは各社の「微アルコール」の飲み比べと、フードペアリングが楽しめる「5種飲み比べセット」を販売予定だ。

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