顧客と共に築くブランド価値 「X」でトレンド入りしたキャンペーン戦略、ちふれ化粧品

イメージ 日常生活の自然体な向井氏を演出した新WebCM「くらしを愛でる篇」

日常生活の自然体な向井氏を演出した新WebCM「くらしを愛でる篇」

新WebCM「くらしを愛でる篇」(30秒・15秒)は、特設サイトとちふれグループ公式YouTubeチャンネルで公開。「くらしの中で好きなもの」に焦点を当てたCMで、向井氏が居心地のよさそうな部屋で過ごす様子を描く。「ちふれ」が「お客さまのくらしをそっと支えたい」という思いを込めているという。テレビなどで印象的な「明るく元気なイメージ」の向井氏ではなく、ブランドアイデンティティに沿って、あえて日常生活の自然体な向井氏にフォーカスを当てた点がこだわりだ。

8月21日から9月4日まで実施するハッシュタグキャンペーンは、ちふれ公式XやInstagramをフォローし、撮影したちふれ商品をハッシュタグと共に投稿することで応募可能。優秀投稿作品は11月に「@cosme TOKYO」(東京・渋谷)で開催される「くらしに、ちふれ」ポップアップイベントで展示するほか、抽選でちふれ商品をプレゼントする。ポップアップイベントでは、向井氏の撮影写真やオフショットも展示予定だ。

宣伝広告部の鈴木部長は「ブランド価値は企業側から提供するものではなく、お客さまとともに作り上げられていく」とし、その仕掛けとして8月21日の6時21分に、ちふれX公式アカウントが「わくわく…!」と投稿。向井氏の誕生日である6月21日にちなみ、6時21分に投稿することで話題化を図る狙いがあり、65万の「いいね」や2000以上のリポストで一時トレンド入りした。クリエイティブにこだわるだけでなく、顧客と共に価値をつくることで、ブランド理解や愛着を深めていく方針だ。

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