オフィス家具、オフィスインテリア用品の製造・販売などを行うプラスは、「職場の居心地WEB調査」と題し、デスクワークが中心の、オフィスワークとリモートワークの両方を行っている日本全国のビジネスパーソン500人を対象に、企業のサステナビリティ活動に関する調査を行った(回答の回収日は2024年8月8日)。
サステナビリティ活動と従業員エンゲージメントの関係
Q あなたが勤める企業はサステナビリティへの取り組みに積極的であると思いますか?
「あなたが勤める企業はサステナビリティへの取り組みに積極的であると思うか」という質問に、「とてもそう思う」と回答した人は11%、「そう思う」が37%で合計48%の人が、自分が務める企業はサステナビリティ活動に積極的だと感じていると分かった。「そう思わない」(36%)、「全くそう思わない」(16%)の合計は52%となり、「積極的だと思う」と「積極的だとは思わない」の割合はほぼ半々という結果となった。
Q あなたは、現在勤める会社を親しい友人・知人に勧めたいと思いますか?
続いて、「現在勤める会社を親しい友人・知人に勧めたいと思いますか?」という質問したところ、自社がサステナビリティ活動に積極的だと「とても思う」「思う」と回答した群では、「知人・友人にとても勧めたい」「勧めたい」が半数以上であったのに対し、「思わない」「全く思わない」と回答した群では「勧めたいと思わない」「全く進めたいと思わない」が8割を上回る結果となった。
「(サステナビリティ活動に)積極的だととても思う」群と「全く思わない」群の「友人・知人にとても勧めたい」と「勧めたい」の合計値を見ると、「積極的だととても思う」群は85.5%なのに対して「全く思わない」群は4.9%となり、80.6ポイントもの差があった。この結果からプラス社では、企業のサステナビリティ活動への姿勢は、従業員のエンゲージメントに影響を与えていると考察している。
身近な取り組みへの関心が高まる
Q あなたは、サステナビリティ活動に関して、企業に何を求めますか?
「サステナビリティ活動に関して企業に何を求めるか」という質問では、「求めるものは何もない」の回答者を省いた356名について内訳をグラフ化。
最も多く票を集めたのは「職場やオフィスでの書類削減やごみの削減など、従業員ができる身近な取り組みを推進する」(184回答)、続いて「オフィス環境やオフィス家具、事務用品などを環境に配慮したものへアップデートさせる」(141回答)という結果になった。