10月で発売から1年という区切りのタイミングで、改めて多くの人に飲用してもらうためリニューアルを実施。リニューアル後は、発酵によって付与される香り「発酵香気」に着目した。「発酵香気」をコントロールすることで、「スーパードライ ドライクリスタル」の特長である「透明感のあるクリアな後味」がより感じられる味わいを追求したという。
缶体パッケージは、表面のデザインはそのままで、裏面を刷新。「キラキラと輝くクリスタル」をイメージした背景に「SUPER“DRY”」と「DRY CRYSTAL」のロゴを大きく配置した。缶体下部には「#ドラクリ」と商品名の略称をSNSへ投稿する際に付けるハッシュタグの形式で記載することで「日常的な親しみやすさ」を表現している。
リニューアル前は、SNS上などで「白いスーパードライ」や「3.5%のほう」といった呼び方もあったため、改めて「クリスタル」というブランド名を覚えてもらうために水晶を想起させるパッケージデザインに変更したという。
国内のビール類市場は、酒税改正に伴うビール減税によりビールへの回帰が進む中、玉手氏は「アルコール分3%代のビールがお客さまの選択肢として普通に存在し、その日の気分や体調によって使い分けが行われるような社会を創りたい」と意気込みを語った。