2種類の「原酒ソーダ」でRTD市場に挑む 「ジンソーダ」と「焼酎ソーダ」で異なるニーズに対応、キリン

「キリン 上々 焼酎ソーダ」ブランドは、メルシャン八代不知火蔵の本格麦焼酎を一部使用し、さらに「米麹抽出物」や「食塩」などの素材で、焼酎の特長を引き立てている。

焼酎の本格感を感じられながらも、余計なクセがなく食事にも合う、スッキリとした軽やかな味わいが好評。甘くないお酒を好むアルコールユーザー全般をターゲットとしており、特に40~50代男性から高い評価を受けている。

「スッキリ軽やかで気分上々なお酒」というブランドの独自イメージをさらに強化し定着させるため、最盛期前から製造を切り替え、リニューアルした。リニューアル後は、炭酸ガス圧を高めることで、さらに軽やかで飲みやすい味わいになった。パッケージも明るく爽やかな色合いにすることで、スッキリとした印象を強化した。リニューアルにより販売水準は一段と向上したという。

原酒ソーダのベネフィットは「スッキリしたおいしさで心も体も軽やかになりたい」「本格的なおいしさをゆっくり味わって、気持ちをリラックスさせたい」の大きく2方向に分かれるという。「焼酎ソーダ」は前者、「杜の香」は後者の価値を提供していく方針を掲げる。

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