ニューヨーク、ロンドンをはじめとした世界6大陸で開催されているマーケティング&コミュニケーションのプレミアイベント 「Advertising Week(アドバタイジング・ウィーク)」のアジア版である「Advertising Week Asia(アドバタイジング・ウイーク・アジア)」が9月17日から開催されます。2004年に米国・ニューヨークで始まった「Advertising Week」は、2016年から東京を舞台に「Advertising Week Asia」が開催され、今回は連続7回目の開催にあたる。「Advertising Week Asia」のアドバイザリーカウンシルメンバーや、登壇するスピーカーをはじめとする3名に、今回の「Advertising Week Asia」のメインテーマである「The Future of TV」をテーマに、3つの質問を投げかけました。
「Advertising Week Asia2024 」は9月17日~20日の開催。
インターネット広告がマス4媒体総計の売上を追い抜き、さらに成長を続けています。この広告市場のなかで、マスメディア企業、さらにテレビはどのような戦略を描くべきなのでしょうか。
「Advertising Week Asia 2024」に登壇するメンバーを中心に、多様な立場で「テレビ」に関わるキーパーソン3名に一問一答形式で回答してもらいます。
皆さんに投げかけた質問は以下の3つ。今後、各質問ごとに皆さんの回答を紹介していきます。1つ目の質問に対する、回答は9月6日以降に公開の予定です。
■回答者はこの3人!
小野寺信行氏
電通デジタル
Dentsu Digital Global Center / Manager
国内初のDSPベンダーでキャリアをスタート。外資系アドネットワークおよびSSPベンダーを経て、電通デジタルに参画。参画後から一貫してグローバルアカウントマネジメントに携わり、現職に至る。マネージャーとしてチームを率いながら、DII(Dentsu Inovation Initiative) Connectにも貢献し、グローバルプラットフォームのR&Dを推進中。 ※「CTVの新たな広告体験」(9/19 12:00 – 13:00開催)に登壇。
TVerの事業戦略およびサービス企画開発の責任者。テレビ東京グループのインターネット事業、システム企画開発、配信事業を中心にコンテンツ戦略を10年ほど担当。PPJなどの共同プロジェクトの立ち上げに参加。
1986年電通入社。営業、人事システム、経営企画、投資ボード事務局などを経験してKDDI(au)に出向。ブランディングや商品開発などに従事。その後シンガタ設立に加わり、シンガタ総研を経て独立し現職。多くの広告主、広告会社のマーケティングアドバイザーを務める。
■「テレビの未来はどこにある!?」(3つの質問)
Q1:【「テレビ」という言葉の意味をどう定義しますか?】
放送局に受像機としてのテレビなど、「テレビ」という言葉が意味する範囲は多様にあります。加えて、CTVの浸透などにより「テレビを見る」という言葉、ひとつとっても、見ているコンテンツは、テレビ局が放映するコンテンツに限らなくなっていると思います。こうした環境で、皆さんはご自身の仕事の中で「テレビ」という言葉を使うとき、どのような意味と範囲で使っていますか。皆さんにとっての「テレビという言葉の定義」をお聞かせください。
Q2:【今日のメディア環境で「テレビCM」ならではの特性・独自性はあると思いますか?】
企業ブランドと生活者の接点となりうる、メディアが多種多様に増えています。このメディア環境の中で、「テレビ」はどのようなポジショニングをとっていくべきだと思いますか。
テレビCMならではの特性・独自性を踏まえた、メディアの中でのポジショニングについての戦略・アイデアをお聞かせください。
Q3:【「未来のテレビ」の姿、どう描きますか?】
近未来(具体的には、今から5年後)のテレビはどうなっていると思いますか?「テレビの視聴のされ方」「放送局の在り方」「テレビCMの活用のされ方」など、どの論点での未来予測でも構いません。どの論点を採用されるかをお示しいただいた上で、お考えをご提示ください。
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