防音賃貸マンション「ミュージション」シリーズを展開するリブランは、9月12日に「ミュージション板橋駅前」のプロモーションイベントを開催する。イベントは、入居者募集前の物件内で音楽ユニット「C;ON」がパフォーマンスし、参加者に遮音性能の高さを体験してもらう狙い。
5月、同社のWeb CMに起用した5人組音楽ユニットC;ON(画像はWebCMのサムネイル)。
防音性能に特化した「ミュージション」シリーズは、音楽家や音楽愛好者らを中心に提供する賃貸マンション。特に、24時間楽器演奏が可能な点が特長で、入居検討者は8月31日時点で6000人を超えるなど人気を集めている。
一方、同物件は周辺相場と比較して賃料が3割ほど高い高級賃貸シリーズでもある。そこで今回、物件の価値となる遮音性を伝えられるイベントを企画した。
企画者は、同社の宣伝部課長である戸口木綿子氏だ。
「バンドの爆音演奏を聞きながら隣の部屋に行くとその音がかき消される、という遮音性を体感いただくベントです。『C;ON』のファンの方々には間近でメンバーの演奏が聴いていただけるものとなる一方で、物件に興味のある方には防音性能に納得いただいた上でご入居を決めていただけるといった、二軸でメリットを感じていただけると考え企画しました。
実施にあたり、物件が複数の楽器演奏に耐えられる遮音性能を確保できるかが最大のポイントとなりましたが、建築技術の向上で当社の中でもトップクラスの遮音性能を獲得できました。それにより、自信をもってお伝えしたい遮音性の高さについて、目と耳から訴求できるライブイベントを考えつきました」(戸口氏)。
C;ONのメンバーが使用するサックス・ユーフォニアムなどの楽器は、音量の関係上、一般の賃貸物件での練習が難しい。そこで、C;ONのような表現者の活動を「住まい」を通じて応援したいと考え、起用に至ったという。
イベントの告知後、すでに反響や期待の声が寄せられている。
「45名定員のイベントに、告知初日時点で100名以上の参加エントリーをいただきました。SNSでも、ファンの方を中心に期待の声が寄せられました。また、物件入居検討者にとっても、大音量の出る楽器の組み合わせで隣の部屋に音が聞こえないなら安心、と入居申し込みへの前向きなコメントもいただいています」(戸口氏)。