焼肉「ふたご」流の手厚い接客 鍵は理念の「ファスニング」にあり

ふたごらしい接客を貫いて 優勝を飾った社内コンテスト

━━今年は「F-1グランプリ」で優勝しましたね。

トーナメントは筆記テストなどを経て、選ばれた人だけ参加できるものです。その場で出されたお題に対する、即興の対応力や接客力を審査されます。

当日、会場には300名近いスタッフが来ていて、会社としても大規模なイベントでした。それもあってか、大勢を前に接客を見てもらうのは恥ずかしい気持ちもあって。会場では、笑いをとって応対を無難にやり過ごす雰囲気が漂ってしまっていました。

でも、そのままでは接客トーナメントの本質からずれてしまうと気づいて。笑いではなく、どよめきが起こるような接客を目指して挑みました。

接客の本質は「人を楽しませること」と堀込さん。コンテストでは、客席から思わずどよめきが起こるような接客を目指して挑んだと話す。

━━普段の接客を心がけたのですね。当日の審査で印象に残っていることはありますか。

当日のお題には、「提供が遅くなった際の対応」といったロールプレイングなどがありました。

トーナメント制なので、1回戦から始まり決勝戦まで進んでいくわけですが、勝ち進むごとに違ったお題が出るんです。その中でも個人的に印象的だったお題は「ネガティブなお客さまをポジティブに変えてください」というもの。楽しい店舗体験を目指す、ふたごらしい接客を体現できるお題だなと思い、壇上で気合いが入ったことを覚えています。

実際の設定は、お客さまが上司に任された仕事の失敗で落ち込んでいるというものでした。最終的には「期待されているからこそ仕事も任されている」という点に着目して、声かけを行いましたね。

コンテストでは、審査側に笑ってもらえるような明るい接客も大事ですが、まずは……
 
 
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