パッケージで作成できる「ピノキャッチャー」
今回は主に、子育て世代や若年層をターゲットにしている。同社は、「ピノ」を親から子どもへと受け継がれていくサイクルを「ピノサイクル」と呼び、この企画を通して加速させる狙い。家族や友達と一緒に食べるだけでなく、クレーンゲームを作って遊ぶ体験を提供することで、ターゲットの心の中での「ピノ」の存在感を高めたい考えだ。ロングセラーゲームである「パックマン」とのコラボは、親世代には懐かしさ、若年層には目新しさも感じてもらえると見ている。
若年層への訴求に力を入れている「ピノ」は、今回のようなパッケージクラフト企画のほか、トレンドにマッチした新商品などで、若者が楽しめるような施策を展開している。「パックマン」も、近年では若年層をターゲットに、ファンシーショップなどでのグッズ展開などを実施しており、同社担当者は「このような共通点が、お互いのブランドに取って良好なシナジーをもたらすものと考えている」と話した。