エーザイ、認知症当事者の日常を映した半年間のドキュメンタリー公開

エーザイは世界アルツハイマー月間(認知症月間)の啓発活動の一環として、認知症当事者の日常を描いたドキュメンタリー動画「日々はつづいていく2024『きょうのこと、あしたのこと』」を制作。9月21日の「世界アルツハイマーデー」にあわせて、9月17日に特設サイトとYouTubeで公開した。

ドキュメンタリー動画「日々はつづいていく2024『きょうのこと、あしたのこと』」

本動画は、東京郊外にある就業型介護支援施設で半年にわたり撮影し、実際の認知症の方々の日常と等身大の姿を映し出したドキュメンタリー動画。東京八王子市の就労型介護支援施設「Days! BLG はちおうじ」で撮影されており、期間は2024年の1月から7月まで、総撮影時間は約1000時間にもおよんだ。

ドキュメンタリー全編(ディレクターズカット版)の動画の長さは1時間14分になり、特設サイトやYouTubeではその内の5分が公開されている。

日本では2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になると予測されており、身近な疾患となっている。2024年1月には認知症の人が安心して暮らせる共生社会の実現に向けた「認知症基本法」も施行された。

周囲の方が認知症の症状の意味や当事者の想いを知り、誤解や思い込みを解くことが、当事者の不安を取り除く第一歩になると考え、エーザイでは2022年度から毎年、「知ることから、やさしくなれる」をコンセプトとした動画を制作している。

今回の「日々はつづいていく2024『きょうのこと、あしたのこと』」も、2024年現在の認知症について、レッテルなくきちんと知ってほしい、そして誰もが住みやすい、生きやすい世の中になってほしいという願いを込めて制作したという。

特設サイトでは動画に関する説明のほか、「日々の過ごし方」「認知症の捉え方の変化」についての対談記事や過去の動画のアーカイブも用意されている。

スタッフリスト

企画制作 Flag+RECO
EPr 福田智史、酒井貴子
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Pr+演出 市井了
Pr 小川徹也、八木菜々実
撮影 ただ
音楽 伴瀬朝彦
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