生活課題を通じて知名度向上を図る
花王は、「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」の新テレビCM「めぐ落ちなわたし」篇を9月10日から公開している。「謎解きクリエイター」の松丸亮吾、お笑い芸人の「ラランド」のサーヤ、「令和ロマン」髙比良くるまが出演。忙しい日中の代わりに夜更かしで好きなことを楽しむ「リベンジ夜更かし」をテーマとしており、寝る前のリラックスするための環境づくりとして「めぐりズム」を訴求する狙いだ。
「令和ロマン」髙比良くるまなどが出演した「めぐ落ちなわたし」篇
「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」の2023年の売上（売価ベース）は、前年比112%で伸長。寝る前のリラックスタイムやオフィスでの休憩時間、移動時間での使用が多い。購入者の約7割は女性で、20～40代の利用が多いという。
CMでは、日ごろからめぐりズムを使用しているという出演者3人が「TEAMリベンジ夜更かし」を結成。仕事が忙しい中、工夫しながら自分らしく趣味を楽しむ時間を作っている3人の普段の様子をイメージしている。松丸はゲーム、サーヤはヘッドホンで音楽、髙比良は読書を楽しんだ後、「めぐりズム」を使用して眠りに落ちる「めぐ落ち」する姿を披露している。
日常がコロナ前に戻り、日中の忙しさが戻ってきたことから、やりたいことのために夜の睡眠時間を削ってしまうという生活者の課題を捉えている。夜更かしで頭が冴えてしまった後、「めぐりズム」でリラックスしてもらうことをコンセプトとしている。
「リベンジ夜更かし」のような生活課題によって、同社は「寝る前のリラックスタイムを提供する『めぐりズム』にとっては、多くの人にその存在を知ってもらうチャンス」と見ている。「より多くの生活者に、めぐりズムの使用によって得られる体験を知ってもらうため、直観的かつシンプルなコピーを開発し、少しでも多くの人に覚えてもらいたい」と話した。
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