成長実現のためのグロースパートナー それを支えるインターブランドの精鋭とカルチャー

ブランドコンサルティングファームとして、半世紀近くにわたり、数々の企業のブランド戦略を成功に導いてきたインターブランド。同社の強みは、“人”に立脚したブランドづくりと、多様な専門性を融合させた総合力にある。インターブランドジャパンの企業文化や、クライアントの成長を導く社員たちの思いに迫った。

写真 人物

(左上から)シニアデザインディレクター 大倉優一氏、シニアプランナー 森山知世氏、シニアコンサルタント 本島 侑氏、シニアデザイナー セルジ ペレス氏、デザインディレクター 清野泰輔氏 (左下から)ディレクター 大野晃義氏、アソシエイト 岡尾まこと氏

個性を尊重した垣根ない風土で社会を動かすブランド体験を創造

1974年にロンドンで創立し、世界11カ国に展開するインターブランド。日本法人のインターブランドジャパンは、ロンドン、ニューヨークに次ぐ世界第3の拠点として1983年に設立された。戦略立案のみならず、クリエイティブ、体験設計まで、ブランディングに関するすべての要素・プロセスをワンストップで提供できる総合力で数々の企業のブランド成長を支援してきた。

「ブランディングとは当然ながらロゴやスローガンをつくって終わりではありません。享受者のブランドに対する価値を向上させる体験にまで落とし込むことが求められています。『グロースパートナー』として、多角的な体験を通してブランド力を高め、クライアントの成長にコミットすることが、私たちに期待される役割と言えます」(シニアデザインディレクター 大倉優一氏)。

企業成長に貢献する、一気通貫のブランドコンサルテーションを提供する同社には、戦略コンサルタントやデザイナー、コピーライターなど多様な専門性を持つプロフェッショナルが集結。活発な議論を通して、最高のアウトプットを生み出す「ワンファーム」な社風が醸成されている。「心理的安全性が高く、個性を尊重してくれる組織で、どんどん意見を言い合える雰囲気があります」と、入社2年目のシニアプランナー・森山知世氏は語る。またアソシエイトの岡尾まこと氏も同社について、「個性や得意分野が多様な人が集まっているので、社内で話を聞いていると日々学びが多くあります」と話す。

NPO・自治体などへ無償でブランド構築のサービスを提供する「BETTER for GOOD」などの社内活動が活発なことも、グループや職種の垣根を超えたチャレンジを促す社風づくりに寄与している。

社員同士はもちろん、クライアントとの間であってもフラットな関係性が築かれているという。「クライアントに対しても、私たちは『イエスマン』ではなく、クライアントの想定を超える提案をして納得いくまで議論を重ねる。その過程を通して、クライアントと二人三脚でブランドをつくり上げていくことを強く意識しています」(シニアコンサルタント 本島侑氏)。

また、グローバルのネットワークと知見を活かし、日本企業の海外進出や海外企業の日本市場進出も支援している。「グローバルチームと連携しながらプロジェクトを進める機会も多いです。日本にいながらニューヨークやロンドンの最新事例や知見を共有できる環境は非常に刺激的ですし、世界基準の仕事に取り組めることにやりがいを感じています」(シニアデザイナー セルジ ペレス氏)。

経営戦略と一体となったPJで数々の著名アワードも受賞

同社が手掛けた事例のひとつが、マツモトキヨシのフラッグシップストアプロジェクトだ。「マツモトキヨシ池袋 Part2 店」や香港基幹店「マツモトキヨシ コーズウェイベイ店」を、従来の店舗では出会えない最新トレンドや日常を楽しくするウィットに富んだモノ・コトがリアルとデジタルで体験できる店舗に刷新した。また、ブランディングに留まらない経営戦略に直結したプロジェクトも多く手掛けている。チーム発足30周年を迎えたガンバ大阪のプロジェクトでは、サッカーのフィールドに留まらない新たな体験を創出し、「日本を代表するスポーツエクスペリエンスブランド」になるというゴールを設定。ブランドコンセプトからエンブレム、マスコットのデザインまで一新する支援を行った。

「ブランディングとは、クライアントの中にすでに存在している可能性や魅力を一緒になって探し、新たな視野を加えながら結び付けていくことだと考えています。夜空の星々をつないで星座を描くようだと言う人もいます。まったく新しい輝きを放つブランドをつくり上げていく、それがこの仕事の醍醐味であり、私たちの役割だと考えています」(ディレクター 大野晃義氏)。

事例紹介

マツモトキヨシ

イメージ マツモトキヨシ事例紹介
イメージ マツモトキヨシ事例紹介

インターブランドジャパンが刷新した、マツモトキヨシのフラッグシップストアのデザイン(上)。加えて、プライベートブランド「matsukiyo」のブランディングプロジェクトも実施した(下)。「『未来の常識を創造する』というコンセプトのもと、『持ち帰るときに気恥ずかしい』という生活者のインサイトを捉えたトイレットペーパーのパッケージデザインを開発。赤ちゃんやラジカセの画像にしたり、ペーパーロールをお尻に見立てたデザインにしたりしました」(デザインディレクター 清野泰輔氏)。「D&AD賞」の最高賞「イエローペンシル賞」や、「The One Show」の「メリット賞」などを受賞している。

ガンバ大阪

イメージ ガンバ大阪事例紹介

2021年に30周年を迎えたガンバ大阪のリブランド。核となるテーマには「BE THE HEAT, BE THE HEART」を置き、青い炎となり、熱狂を生み出し、ファン・サポーター、地域、日本のスポーツ文化の中心となるという、強い意志を込めた。新エンブレムはテーマから抽出された要素をミニマルな表現で近代的にデザインした。さらにクラブと人々をつなぐ要となる存在として、モフモフの新マスコット「MOFLEM(モフレム)」を生み出すなど、サッカーのフィールドに留まることのない体験創出は、海外からも評価され数々の国際デザイン賞を受賞している。

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お問い合わせ

株式会社インターブランドジャパン

住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル 4F
URL:https://www.interbrandjapan.com


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