兼任で広報をしているからこそ、より効率よく情報収集

広報担当者は日々どのように情報感度を高めているのでしょうか。月刊『広報会議』の連載企画「広報担当者のSNS個人アカウント活用術」に登場する、個人SNSを活用する広報の皆さんに、情報収集のポイントや参考になったコンテンツなどについて聞きました。
写真 プロフィール misa tokunaga

Q1. 広報として日々の情報収集で意識していることを教えてください

他社の広報さんのSNSや、お手本にしている企業のプレスリリースなどを見るようにしています。私は現在、広報以外の業務も兼任しており、常にベタ張りで対応することができないので、SNSで気になるアカウントは通知ONにして投稿されてすぐに見られるようにしたり、PRTIMESのRSS購読機能やGoogleアラートなどを使って新しい内容の発信があった際に通知が来るようにしたりしています。

また、交流会や勉強会にもできるだけ参加するように意識しています。その情報は知り合いの広報さんから教えていただくこともあれば、Xで見かけて参加するに至ったものもあります。Xは自分に合った情報がタイムライン上に流れてくるので、効率よく情報収集できています。

注意してる点としては、当たり前かもしれませんが情報が大量に溢れている中で、その情報が本当に正しいのかを見極めた上でインプットするように気をつけています。ひとりしか社内に広報がいないからこそ間違った情報を扱わないように意識しています。

Q2. 広報として勉強になったコンテンツはありますか?

書籍から広報にいて学ぶことも多く、その中でも『ひとり広報の教科書 知識ゼロからでも自信を持ってPR活動ができる!』(井上千絵著、日本実業出版社)、『ひとり広報の戦略書』(小野茜著、クロスメディア・パブリッシング)、『超実践!ブランドマネジメント入門愛される 会社・サービスをつくる10のステップ』(上條憲二著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の3冊は特に勉強になったと感じています。

スタートアップ企業やベンチャー企業は、広報がひとり、もしくは他業務と兼任であることも多いと思います。当社も広報だけのポジションはなく、私は広報未経験で他業務と兼任で行っているため、状況が近い他社広報さんにおすすめの本を聞いて教えてもらったのがこの3冊です。

すぐに使えるテンプレートをダウンロードできるようになっている書籍もあり、役員に広報としてやるべきことを提案する際にも役立ちました。また、『超実践!ブランドマネジメント入門』に関しては、具体例をもとにインプットを行った上で、ワーク(実践)ができるようになっているので、休日に勉強していました。

――連載企画「広報担当者のSNS個人アカウント活用術」は、月刊『広報会議』本誌にて掲載しています。

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