「作品のタイトルに県名の『SAGA(佐賀)』が入った上で、続編の撮影まで決定する海外作品は、フィルムコミッションの19年の歴史で初めてです」(楢崎氏)。
さらに、楢崎氏は「1作目がマレーシアでヒットしたことを受けて、いかに日本でも認知を広められるかが今後の課題」と話す。そのため、ABEMAでの配信に加えて、デジタルロケ地マップも制作。配信日に合わせて、10月1日から公開する。
「ロケ地巡りとして、ドラマを見た方々に佐賀を訪れてもらえるよう、日本語・英語・マレー語に対応したデジタルロケ地マップを公開します。Webベースかつ無料で多言語閲覧を可能にすることで、マレーシアからの観光客にも対応できるようにしました。これを機に、佐賀県としてもドラマとの接点を多く提供し、佐賀県とマレーシアのさらなる交流促進を図っていきます」(楢崎氏)。
作品を見た人がロケ地を巡れるよう、制作したデジタルロケ地マップ。ロケ地の裏話や、ロケ地以外の佐賀の観光スポットを紹介している。