5種の中から好きなものを選べるオリジナル背景フレーム
イベントには、タレントの「ゆうちゃみ」「ゆいちゃみ」姉妹、「山田菜々」「山田寿々」姉妹、動画クリエイター「髭達磨」の「RYO」「TAICHI」も参加。三組が「Damon ゼロ距離プリ」を体験し、写真を会場で公開した。
「ゆうちゃみ」「ゆいちゃみ」は、イベント会場が渋谷ということもあり、若年層に人気がある姉妹として起用。山田姉妹は、イベントやSNSで2人が一緒に登場した際に話題になっていたほか、仲の良さから「楽しみながらプリを撮ってくれる」と考えたためだという。男性にも口臭ケアを訴求するため、男性ペアの「RYO」「TAICHI」も起用した。
マウスウォッシュ市場は年平均で約3%成長。特に「汚れが見えるタイプの洗口液」のシェアは2019年の約0.7%から2022年には約5.8%にまで拡大している。20~30代はマウスウォッシュの使用率が低い一方、人と会う時に「口の汚れやニオイが気になる」など、他人からの印象を気にする人が多いことが分かった。
「新しさ」で若年層に訴求する「Damon」
「Damon」は汚れが見えることで洗浄効果を実感しやすいほか、口に含んだときの香味にもこだわり、「リラックスミント」と「ブライトレモン」の2種類を用意。ボトルは、洗面台の棚にもすっきり置けるコンパクトサイズ(高さ164ミリ、幅58ミリ)に仕上げた。持ち運びやすいスティックタイプもラインナップ。競合品を分析することで、香味や効果への不満部分を解消できるように工夫した点が強みだという。
アース製薬の洗口液には「モンダミン」シリーズも存在するが、昔からあるブランドとしての安心感や信頼感がある一方、「古臭いイメージから自分向けではない」と感じる人も。「Damon」は、より多くの人に洗口液を使ってもらうため、「新しさ」を感じられるように仕上げたという。パッケージ面では、一見洗口液に見えない、シンプルで生活に馴染むデザインを採用。汚れが見える機能は効果を実感しやすいだけでなく、「目新しさ」につなげる狙いもある。
新習慣を始めやすい新社会人や大学生(10代後半~20代前半)の男女をメインターゲットとし、洗口液らしくないパッケージや使い心地など、新しい価値をアピールして訴求する考え。マーケティング総合企画本部 コミュニケーションデザイン部の青島亮一課長は「これまで使っていなかった人に、できるだけ多く手に取ってもらうことを目標に、様々なプロモーションで後押ししていく」と意気込みを語った。