「クラフトボス」の「アイドル」戦略 新CMや特設ブースを展開、サントリー

「クラフトボス×タワレコ コラボキャンペーン」の特設ブース(イメージ)

春ドラマ「RoOT / ルート」で主演を演じ、人気が高まっている河合氏は、CMの主人公ユウミとイメージが重なるという点も起用理由の1つだとしている。9月30日から10月14日に開催する「クラフトボス×タワレコ コラボキャンペーン」の特設ブースでは、アイドルへの感謝などの気持ちを表現したPOPを掲出。店舗で2500円以上購入した人を対象にオリジナルCDをプレゼントする。

また、全国のタワーレコード店員と一緒に制作したオリジナル楽曲「POPに恋をして」のミュージックビデオも用意。9月30日からサントリー公式YouTubeチャンネルと、BOSS公式Xアカウントにて公開している。 作曲は音楽プロデューサーの岡嶋かな多、歌は岡山発のロックバンド「UNFAIR RULE」でボーカルを務める山本珠羽が担当している。

「クラフトボス」シリーズは春に中味とボトルを刷新。外出中の飲用機会やテイクアウト需要が増加していることを受け、持ち運びやすく開放感のあるデザインに変更した。透き通ったグラスをイメージした新ボトルは、握る部分にくびれとエンボス加工を施し、手馴染みが良いデザインに仕上げた。利用者からは「持ちやすくて愛着がわく」「車のドリンクホルダーに入って嬉しい」などの反響が寄せられている。

リニューアル後も引き続き好評で、「ブラック」「ラテ」「甘くないイタリアーノ」の主力3商品の合計は前年実績を上回っている。特に「甘くないイタリアーノ」についてはリニューアル後、前年比で約1.2倍に伸長した。

9月17日に新商品「クラフトボスカフェモカ」を発売。ショップの定番メニューであり、人気が高いカフェモカフレーバーを採用した。チョコとコーヒーの味わいは今までも「クラフトボス」の限定品として発売してきたが、通年化を望む声が多かった。仕事中の息抜きとして休憩中などのシーンに飲まれることを想定し、緊張やストレスなどを和らげる「GABA」を配合している。

advertimes_endmark

1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ