社名を使った印象に残るフレーズ 多様な媒体で展開するキヤノンMJの企業CM

社員役とステークホルダー役に賀来賢人と松本若菜を起用

キヤノンマーケティングジャパンは、俳優の賀来賢人と松本若菜を起用した企業CM「登場・熱弁」篇、「登場・おまかせください」篇を9月24日から公開している。賀来が同社の社員役、松本がステークホルダー役を演じる。CMでは社名の頭文字(CMJ)をとって「超ワクワクする(C)未来を(M)実現する会社(J)」というキャッチフレーズを採用。キャッチーな目印で印象に残りやすくするほか、「会社の『真の姿』が社名に隠されていた」というストーリーによって視聴者や社員に受け入れやすくする狙いがある。

写真 CM カット 「登場・熱弁」篇、「登場・おまかせください」篇

社名の頭文字で「超ワクワクする未来を実現する会社」を表現したCM「登場・熱弁」篇、「登場・おまかせください」篇

CMでは、松本がカフェで食事をしているところに賀来が登場し、同グループが「超ワクワクする未来を実現する会社」であることを紹介。「カメラとかプリンターの会社?」と聞く松本に対し、賀来は「それらの技術をさらに発展させ、超ワクワクする未来をステークホルダーの皆さまと一緒に作っていきたい」と伝える。「超ワクワクってどれくらい?」と聞く松本に対し、賀来がコミカルな演技を交えて「ワクワク」感をアピールする内容だ。

腕を振ったり身を乗り出したりと、コミカルな動作を通じて「ワクワク」感をアピールする賀来と、普段の性格とは異なるという冷静な役柄を演じた松本の対比によって、「ワクワク感」を強調しているという。

社員役に期待するイメージとして「誠実さ、信頼できる、相談しやすさ」を重視し、賀来を起用。「撮影では『熱心さ』も表現してもらい、当社の社員らしさが演出できた」としている。一方、ステークホルダー役の方は、少し冷静でありつつも多くの方に共感してもらえるような人を求め、松本を起用した。性別を問わず、幅広い年代に同社を周知したい考えだ。

CM内のセリフのように同社を「カメラやプリンターの会社」と認識している人は多いと見ており、CMを通じて「(社会課題解決を通じて)超ワクワクする未来を実現する会社」というグループの姿を広く伝えたい考えだ。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ