KDDIがauスマートパスをリニューアル 「Pontaパス サービス説明会」を開催

KDDIは10月2日から有料の会員サービスである「Pontaパス」の提供を開始することをうけて、東京・渋谷PARCOにてプレスを対象に「Pontaパス サービス説明会」を開催した。

左から順に、ロイヤリティ マーケティング 専務執行役COO 高木朋行氏、KDDI パーソナル事業本部 サービス・商品本部 副本部長 繁田光平氏、ローソン常務執行役員 マーケティング戦略本部長 勝田暁氏、三菱商事S.L.C.グループ リテイル本部 アライアンス推進部 部長 佐藤隆史氏

「Pontaパス」は、同社が2012年より提供してきた「auスマートパス」をリニューアルした有料のサービス。auユーザー以外でも加入することができ、会員になると、飲食店などにおける無料クーポンや割引クーポンの提供、映像・音楽・書籍サービスが見放題になるエンタメ特典、携帯電話などを受けることができる。今回のサービスの拡張により、従来のサービスのアップデートに加え、ローソンで毎月600円以上の週替わりクーポンがもらえる「ウィークリーローソン」や、決済特典「Pontaパスブースト」が追加される。

2024年2月にKDDIによる子会社化が発表されたローソンとの連携を強化していくことで、Pontaの経済圏を拡大することが目的のひとつだ。

2024年9月に、ローソンの共同経営者であるKDDI、三菱商事、ローソンの3社合同での「未来のコンビニ」に関する発表を実施。その取り組みのひとつとして、auスマートパスのリニューアルが提案された。KDDI パーソナル事業本部 サービス・商品本部 副本部長 繁田光平氏は「リニューアルしたPontaパスによって、お得に、ワクワクと日々の暮らしを彩り豊かにしてくれるのではないかと考えている」と語った。

また、サービスの提携先であるローソンのマーケティング施策の責任者である、ローソン常務執行役員 マーケティング戦略本部長の勝田暁氏は「ローソンがReal×Techコンビニを目指している」と説明。さらに「Real領域では、クーポンのほか、体験型の特典や、顧客共同開発の特典などに、Tech領域ではローソンが蓄積してきたデータとKDDIが持つAIテクノロジーを掛け合わせ、顧客ごとにあった特典をAIがプロデュースする取り組みなどにもチャレンジしていきたい」と展望を語った。

「Pontaパス」は「ウィークリーローソン」と「Pontaパスブースト」という二大特典があるが、「Pontaパスブースト」を担当するロイヤリティ マーケティング 専務執行役COOの高木朋行氏も記者会見に登壇。「Pontaは来年15周年を迎えるが、『Pontaパスブースト』を起爆剤として、ローソンをはじめとしたPonta経済圏をより一層活性化させたい」と話した。
また、KDDIとのパートナーシップ推進を担当する三菱商事S.L.C.グループ リテイル本部 アライアンス推進部 部長 佐藤隆史氏は、Pontaサービスの現在の市場動向について説明。「1.2億ID、31万の加盟店、提携155社と日本でも大きなサービスであるPontaが、より拡大し、充実したサービスとなるようにサポートしていきたい」と語った。

今回のサービス拡大を受けて、特典が大幅に増量されるキャンペーン「あげすぎチャレンジ」が実施されるほか、10月3日から13日にかけて、「Pontaパス STATION」ポップアップストアがZeroBase渋谷にて開催される。クーポンが当たるブースのほか、会員登録することで利用できるパスラウンジや、限定イベントが展開される。
本キャンペーンにおいては、アンバサダーにKAWAII LAB.所属のアイドルグループ(FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREET)が就任し、ポップアップストアの一日店長を務める予定だ。

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