・エンターテイメント業界での経験を持つマーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ」
・講演では「勉強になりました」で終わらせず、実務に役立つノウハウ提供を意識
・ビジネスに発展しやすいリアルイベントと、宣伝会議が持つ他事業との連携に期待
マーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ」とは
――トライバルメディアハウスの事業内容について教えてください。
高野:当社はマーケティング支援会社で、事業のコンサルティングからソーシャルメディア運用、プロモーションまで一貫したサービスを提供しています。
幅広い業種のお客様の課題を解決するために、ソーシャルメディアマーケティング、熱狂ブランドマーケティング、ファンダムマーケティング、エンターテインメントマーケティング、若年層マーケティングなど様々な手法を活用しています。中でも、お客様自身まだ気がついていない潜在的課題を発見し、解決に導くような支援を大事にしています。
担当しているブランドマーケティングとエンターテインメントのプロフェッショナルが集う、マーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ」では、オンライン・オフラインにとらわれないコミュニケーションデザイン、戦略から戦術までを支援しています。ナショナルクライアント、エンターテインメント業界の中で、トライバルメディアハウスでは、大手企業における宣伝・広報・マーケティング部との直接取引が95%以上を占めています。
ブランドの世界とエンタメの世界は、大きな溝が存在しています。両方をつなげるために、双方のマーケティング知識やノウハウを持つ「Modern Age/モダンエイジ」は稀有な存在で、ありがたいことに、双方の業界から様々なお客様に選ばれています。
「宣伝会議マーケティングサミット」に協賛した理由
――2023 年11月に開催された「宣伝会議マーケティングサミット東京2023」を皮切りに様々なイベントに協賛をしていただいています。その経緯は。
高野:もともと、当社社長の池田紀行が宣伝会議の教育講座で講師、またイベントでスピーカーを務めていました。それらの講座やイベントをきっかけに、お客様に当社のことを知っていただいたり、お問い合わせをいただいたりすることも増えていました。宣伝会議は当社にとって親和性が高い企業であり、普段接しているようなブランド企業との接点をより増やしていけることが魅力的だった点から協賛に至りました。
トライバルメディアハウス 高野修平氏
――イベント登壇の際に留意していることがあれば教えてください。
高野:「お勉強だけ」で終わらないように心がけています。聞きに来られた方々も私たちも、「勉強になりました」で終わっては意味がないからです。課題をお持ちの方が講演を聞いて相談をいただき、当社が持つ何らかのノウハウを提供することで成果につながる。それが両者にとって有益なことです。
そのために、例えば「これからどうすればいいのか」と問い合わせをいただいた時に、「まずここまでやってみてください」といった「お土産」をお客様に残したいと常々考えています。特にリアルのイベントではそのことを大事にしています。
――イベント登壇後のお客様からの問い合わせについて教えてください。
高野:代表の池田を筆頭に何人か登壇させていただいており、お問い合わせは講演者、テーマ、場所によって変わります。ただ体感としては特にリアルイベントでビジネスに発展するケースが多いと感じています。
感覚値ですが、「具体的に相談したい」という名刺交換がだいたい1~2割。「勉強になりました。今は動かないのですが、継続的にコミュニケーションを取りたいです」という人が5割ぐらい。残りは「とりあえず名刺交換したい」という感じです。名刺交換などでつながったお客様へは継続的にフォローアップできる体制を整えています。
今後の展望と、宣伝会議に期待すること
――今後の展望と宣伝会議に期待することをそれぞれお聞かせください。
高野:オンラインのウェビナーよりもリアルで話を聞く方が、お客様に認知を深めていただけます。それは数字上でも証明されています。イベントには終了後にネットワーキングパーティーも開催されるので、今後もぜひ参加させていただきたいと考えています。それとは別に、各社の宣伝部長などとも交流できるようなイベントがありましたら、ぜひ参加できればと思います。
また、今後はネットワーキングパーティーでのマッチング要素を増やしたり、宣伝会議が展開しているイベント以外の雑誌や書籍出版、講座などの他事業を含めた包括的な取り組みができるといいなと思っています。
――高野様、この度は取材協力、貴重なご意見をいただきありがとうございました。
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