同社が2021年12月に実施した消費者調査によると、「腸内環境を改善する機能」は「内臓脂肪を減らすヨーグルト」に最も追加してほしい機能だったという。機能性表示食品が普及し、様々な商品で機能価値が得られる現在の市場環境において、同社担当者は「『腸内環境の改善』というヨーグルトならではの機能をしっかりと訴求できるようにすることで、流出していた消費者を呼び戻すことができれば」と期待を込めた。
今回のリニューアルにあわせて、個食タイプからはデザートとしても満足感のある「プレーン加糖」と、ドリンクタイプからは人気フレーバーの「いちご」を新発売。機能追加によるユーザー拡大に伴い、ヘルシーさだけではなく、おいしさを求める顧客のニーズにも応える。
同社担当者は「健康というと、まじめで暗くなりがちだが、前向きに楽しく健康を考えることをサポートするブランドとして、機能面だけでない差別化に取り組みたい」と意気込みを語った。ヨーグルト以外にも様々な食品に健康機能が備わっている現状だからこそ、ヨーグルトとしての価値を伝えることにこだわりたいという。
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