SNS運用は運用チームづくりが全て!求められるスキルセットとマインドセットとは

マインドセット

1.商品サービスへの愛着
自社のプロモーションでSNS運用を行う場合、「該当の商品サービスが好きな人」であることは必須条件の一つです。SNS運用を接客と置き換えて捉えると分かりやすいですが、商品自体に価値を感じていない人がどれだけ(ビジネスライクに)宣伝をしても、お客さまの心には届きません。SNSはウソが通じにくい媒体です。商品サービスに愛着があり、広まってほしいと心から願っている人が担当になると、自然と熱量や想いがコンテンツに反映されていきます。

2.顧客志向
SNSでの企業発信は、どうしても宣伝的になりやすいです。一方的な宣伝投稿は顧客には届きづらい傾向があります。それに対し、顧客が望んでいる情報やコミュニケーションを理解し、的確に発信が行えると、必然的に反響を得やすくなり、効果的な情報拡散や愛着の深化が発生しやすいです。そのため、顧客が何を望んでいるのか、どうしたら喜んでくれるか、日々想いを巡らせることができる人が適任です。

3.トレンドに敏感
SNSプラットフォームは変化が激しく、アルゴリズムや機能、仕様が日々目まぐるしく変わります。こういった変化に興味を持って取り組んでいける前向きな姿勢、探究心は非常に重要です。

外部リソースの活用も有効

上記に該当する人材が社内に全くいない!というケースも、なかにはあるかと思います。

そういった際は、我々のような支援会社や、フリーランスでSNS運用を行っている人材を活用することも選択肢の一つです。とりわけプラットフォーム自体のトレンドは自社内で常に把握して追いかけることは困難なので、SNSを専門とするプロから情報を得るのが効率的かつ効果的かと思います。

外部リソースを活用する場合重要なのは、「実際にコンテンツを制作する実行者が誰か」です。パートナー選定の際は、実績が多い会社や有名な会社に目が行きがちですが、施策の成果は現場実行者の手腕で大きく変わります。正式に依頼を行う前に、必ず実行者自身のパーソナリティや実績を確認することをオススメします。

今回は以上です。

第7回・第8回は、東急電鉄との対談記事です。公式Instagramで有志の立候補で取り組まれている「社内アンバサダー施策」など、具体的な事例についてお話しいただく予定ですので、ご期待ください!

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武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)
武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

武内 一矢(NAVICUS 代表取締役)

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営するオウケイウェイヴに入社。X(当時:Twitter)などSNSを活用した企画を担当。その後、ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行うNAVICUS(ナビカス)を設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行うNAVICUS九州のCMOに就任。2023年12月よりPR TIMESのグループ会社となり、広報面のサポートも加えた幅広いコミュニケーション支援体制構築に向け邁進中。

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