TAKEYAブランドを世界へ CM放映後は想定の3倍を超える売上達成

最も売上が伸びる夏に向けクリエイティブを検討

クリエイティブ制作には、2023年の秋頃から着手。水筒の売上が最も伸びる夏の放映を目指してスタートした、ほぼ1年がかりのプロジェクトだった。クリエイティブ検討に当たっては、社員の意見も取り入れつつ、同社のステンレスボトルがもつスタイリッシュさを追求した。また、同時に使いやすさの訴求も意識したという。

「TAKEYAのステンレスボトルは、保冷力や持ち運びのしやすさ、耐久性などの機能性が高いのが強みです。それらの特性をきちんと訴求できるクリエイティブにしたいとの考えのもと、広告会社の方々と議論を重ねました」(竹谷氏)。

また同社のステンレスボトルは、シンプルなデザインで、性別や年代を問わず使えるデザインになっている。カラーバリエーションも豊富なので、自分の好みに合わせて選べる点も顧客から支持を得てきた。機能面はもちろん、こうしたデザインのバリエーションの豊富さも訴求できることもCM制作におけるテーマのひとつ。さらに人間はもちろん、家族の一員であるペットまで含めて安心して使えるものであるとわかる、明るいCMを目指した。

写真 CM カット

写真 CM カット

写真 CM カット

写真 CM カット

テレビCM「TAKE YOUR TAKEYA」より。監督を務めたくろやなぎてっぺい氏は「TAKEYAの中にTAKEの文字がある!というユニークな企画を、ビジュアルや音楽を通して覚えてもらうため、音楽の検証は幅広くしました」と話す。カリフォルニアにゆかりのあるブランドとして、海外の作曲チームと共に楽曲をつくり上げていったという。

今回のCMには、「『ThermoFlask』をはじめとするステンレスボトル以外の商品も販売していることを幅広い世代の人々に知ってもらうきっかけになれば」との想いもあったという。したがってどの時間帯に視聴する層に対してもアプローチができるよう、7月1日から28日までの4週間、全日程での放映を行った。

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