社長も声で出演した初の企業CM 若年層への周知を狙うダイドーグループHD

声優の梶裕貴がオリジナルCMソングを披露

ダイドーグループホールディングス(HD)は、グループ初となる企業CMを10月5日に全国で放映開始した。ブランドメッセージ「こころとからだに、おいしいものを。」に対する想いや、その実現のための挑戦を周知するために企業CMを制作。若年層(10~20代)の認知度を高める目的もあり、オリジナルCMソングには若者人気が高い声優の梶裕貴を起用した。Z世代やミレニアル世代の男女をターゲットとしている。

イメージ cmカット ダイドーグループホールディングス(HD)グループ初となる企業CM

若年層の認知度向上を狙ったグループ初の企業CM

CM前半では、様々なステークホルダーと同グループの商品が次々と登場。グループの商品に限らず、広く「おいしさの力」が感じられるシーンを描いており、「『おいしい』とはどういうことか」という普遍的な意味を伝えて奥深さへの理解を促す狙いがあるという。

後半では一転、オリジナルCMソング「Dynamic Do DyDo!」に乗せて、共感性の高い様々なシーンを現代的な映像表現と躍動感のあるトーンで描写。若年層からの人気が高い梶が歌い、「『おいしさの力』を今日も届け続けているDyDo」の活き活きとした存在感を伝えているとしている。

CMの最後には、DyDo自販機の「おしゃべり機能」を活用し、社長の髙松富也氏が声だけで出演。大阪に本社を置く同グループの代表として、大阪弁で「おおきに」と、全国の顧客に感謝の気持ちを伝えている。

同社はこれまでも自販機でのキャンペーンなどで、人気アニメとのコラボレーションを実施している。今回起用した梶は「進撃の巨人」エレン・イェーガー役、「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役、「ハイキュー!!」孤爪研磨役など、話題作のキャラクターを数多く演じ、2024年春期の高校生が選ぶ「今一番好きな声優」ランキング第一位を獲得。若年層の人気が高い梶にCMソングを歌ってもらう事で、若い人にもCMを見てもらう狙いだ。

ブランド・広報グループの平松舟氏は「CMを通じて若年層の方からの認知を獲得し、より多くの方々にファンになっていただきたい」と話した。

同社は、国内飲料事業を担う「ダイドードリンコ」、ドライフルーツゼリーの「たらみ」、栄養ドリンクの受託製造「大同薬品工業」などを傘下におく。

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