サクラパックス「もしもダンボールがなかったら『宅配』篇」(60秒)
近年、通販やフリマアプリの普及で段ボールの需要が高まる一方、省資源化のため箱型から封筒型に変化するなどの動きが見られる。その結果、段ボールを使用する機会は増えているものの、1回の包装に使う使用量の減少につながっているという。
段ボールの需要は物流の影響を大きく受けるため、日本経済においては人口減少や物価高による消費低迷などから楽観視はできない状況と見ている。経営推進部プロモーショングループマネージャーの林歩氏は「物流や環境など社会課題に配慮した製品開発が不可欠」と話した。
林氏は「これまでは、段ボールそのものに対する課題解決という、部分最適な改善が求められていたが、昨今は物流全般を通した全体最適の考えが求められるようになっている」と指摘。一度の配送で使用するトラックや運搬物を確認し、最適な設計を行うだけでなく、「商品のしまいやすさ」「締めやすさ」「開けやすさ」「運びやすさ」「捨てやすさ」まで考慮する必要があるという。
「段ボールはリサイクル率が95%を超えるリサイクルの優等生」と林氏。家電製品の梱包ではプラスチックから紙製梱包材への転換が進んでいる。同社は今後も環境に配慮した製品作りを心掛ける考えだ。
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