「6Pチーズ」が親子のコミュニケーションを活性化
雪印メグミルクは、チーズブランド「6P(ロッピー)チーズ」が子育て家庭の朝食に与える影響を検証する実証実験を行い、結果などをまとめた動画を公開した。子育て家庭が抱える平日の朝食に関する悩みに焦点を当て、同商品を朝食に取り入れることでもたらす変化を脳科学者と管理栄養士の監修で検証。栄養バランスのメリットだけでなく、子どものやる気を引き出す効果や親子のコミュニケーションを活性化させる効果などが見られた。
「6Pチーズ」が子どものいる家庭の朝食にもたらす影響を検証した実証実験
「6Pチーズ」は、今年9月に発売70周年を迎えた。6Pチーズブランドの再構築を進める中で、ユーザーインタビューを行った結果、親子の平日の朝食において「子どもが朝食を集中して食べてくれない」「子どもとゆっくり会話をする時間がない」「満足のいく朝食を用意できない」といった課題が浮き彫りになった。調査は全国の3歳~小学校低学年の子どもを持つ母親800人に実施。約8割近くが平日の子育て朝食を負担に感じていることが明らかになった。同社においても小さい子どもを持つ社員の多くが、同様の悩みを持っていることも分かった。
そこで同社は「定番の三角形のチーズなら、忙しい朝でも出すだけで栄養がとれて子どもが喜ぶ1品ができる」と考え、今回の施策を実施。脳科学者の瀧靖之氏と管理栄養士の古谷彰子氏の監修で課題解決につながる「親子のドタバタ朝食を救う3か条(「やる気」「手軽」「会話」)」を制定した。
この3か条を踏まえて、顧客の自宅で6Pチーズの「ある朝食」と「ない朝食」を比較する実証実験を実施。実験では2組の家庭(A家族とB家族)に協力してもらった。