OWNDAYSがコンタクトレンズ事業に参入 眼鏡ブランドのノウハウ生かす

低価格と利便性が強みのコンタクトレンズ定期便

OWNDAYS(オンデーズ)は10月15日に、コンタクトレンズの定期便サービス「OWNDAYSコンタクト」を開始した。8月30日付でコンタクトレンズのサブスクリプション事業を手掛ける「オンデーズコンタクト」を完全子会社化。コンタクトレンズ事業によって顧客接点を増やし、ブランド認知を高めるほか、同社のオンラインストアの利用を促すことで、既存の眼鏡ブランドの販売につなげる狙いだ。まずはOWNDAYS既存客の5~10%に利用してもらう事を目標に掲げ、ラインナップ拡充で累計ユーザー数10万人の早期達成を目指す。

実データ グラフィック OWNDAYSコンタクトKV

コンタクトレンズの定期便サービス「OWNDAYSコンタクト」

今年7月に発表したリブランディングにおいて、同社は「OWNDAYSの商品やサービスが、世界中のお客さまにとって、最高の自分を引き出すスイッチとなる」と宣言。アイウェアの定義を広げ「コンタクトレンズでも利用者にとっての最高の自分を引き出すスイッチとなる」よう、今回の参入に至った。

眼鏡ブランドとして培った強みを生かし、製造から販売までを自社で一貫して行うSPA方式の採用や、ITシステムの社内開発などを実施。コンタクトの課題である「料金の高さ」を解消するため、工場からの直接製造によりコストを適正化した。全国一律送料無料で、1ヶ月分(両目60枚)を3980円(税込)で購入できる。10日間分の無料お試しも用意している。

定期便サービスの手続きは「LINE」で全て完結しており、コンタクトの「購入の手間」も解消。配送のサイクルは個々のライフスタイルに合わせることができるため、普段は眼鏡を使用してスポーツや外出時のみコンタクトを使用するケースなど、様々な使い方に柔軟に対応できる。

同社が提供するコンタクトは、保湿力に優れた素材「Hioxfilcon A」を使用。長時間着用しても乾燥を感じにくい設計で、変形の少ないレンズのため、安定した視界を実現。夕方のぼんやりしがちな視界も軽減する。「Silk Edge」デザインを採用し、瞳にもまぶたにも優しいつけ心地となっている。

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