OWNDAYSがコンタクトレンズ事業に参入 眼鏡ブランドのノウハウ生かす

3本柱の成長戦略

OWNDAYSは、コンタクトレンズ事業に参入することで顧客接点を増やし、ブランドの認知度を向上させる狙いがある。眼鏡の購入頻度は多くないため、既存の事業とシナジーを生かしつつ、LTV(顧客生涯価値)をいかに高めるかが課題となっていた。また、視力測定や試着が必要な眼鏡と異なり、コンタクトレンズはECとの親和性が高く、コンタクトレンズを通じて同社のEC利用を促進し、眼鏡の購入においてもオンラインでの障壁を下げる狙いがある。

新事業の成長戦略として、同社は3つの柱を掲げる。1つ目は「ユーザー体験の徹底的な向上」で、LINEを活用した自社開発のシステムなどで快適な体験を提供する。2つ目は「商品の拡充」で、ユーザーの多様なニーズに対応できるようにラインナップを充実させる。3つ目は「海外展開」。すでにコンタクトレンズを販売している国を中心に、サブスクリプションモデルを導入し、法律的な障壁の少ない国から順次展開を進めていく計画だという。

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