ユーザー目線のサービスで競合と差別化
競合の定期便サービスとの差別化においては、「ユーザー目線でサービスとして提供すること」を心がけており、ポスト投函が可能な薄型パッケージを採用することで、顧客不在時でも受け取り可能にした。オンデーズコンタクトの大庭啓太社長は「細部にまで配慮することで、ユーザー体験の向上を目指し、他社との差別化を図る」と話した。
定期便の更新ごとにメダルが貯まるメンバーシッププログラムも強みとしており、取得したメダルの枚数に応じて、様々な特典が利用できる。メダルを累計で12枚獲得すると、好きなOWNDAYSの眼鏡1本が無料になる。半年に1回、眼科医院での健診代をOWNDAYSコンタクトが実質負担するサービスも提供。メダルの枚数に応じた定期便割引では、最大10%オフで定期便を利用できる。
まずはオンライン販売に注力する方針。将来的には店舗での販売も検討している。大庭社長は「オンラインと店舗をうまく融合させ、デジタルトランスフォーメーション(DX)を軸にしたビジネス展開を進めていくことが、今後の成長において重要な戦略だ」と話した。
大庭社長は「今後も、眼鏡・コンタクトの両方で、製品ラインアップの拡充とともに、技術革新を通じて、お客さまのライフスタイルにフィットするソリューションを提供し続ける」と意気込みを語った。
2020年に設立したオンデーズコンタクトは、今回の完全子会社化に伴い社名を変更。設立当初からコンタクトレンズのサブスクリプション事業に取り組んでいる。若手メンバーを中心にしたスタートアップとして成長を続けており、今後もそのスタイルを維持しながら事業を展開する。
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